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7か月後に復学するニート その②

無事に編入試験も合格して勉強する必要もなくなりさらに暇を極めだしたニートはお金もないし出稼ぎに行くことにしました。がちでマネーがなさ過ぎてバイトするにも金がない詰んだレベルw
実家に居候(脛齧り)しているので家賃も交通費もかかっておらず朝晩どころか朝昼晩ご飯も出ていた竜宮城生活だったのですが、さすかに昼間から寝そべってアニメ見ているのも辛い。これまでずっとニートになりたいニートになりたいって言いながら生きてきたのですが、職業ニートはあまり向いていなかったようです。
その②はほぼニートの出稼ぎ記録になりそうです🐣🐣🐣🐣🐣🐣
今思い出してもめちゃくちゃ酷い出稼ぎだったのでどんなだったか書きたいw 

出稼ぎに出るニート 12月~???

ニートが出稼ぎに選んだのはリゾートバイトです。
リゾバなら家賃は当然、交通日はかからないし食事も朝晩は出るところが多いので出稼ぎには最適です。
リゾバは今回が初ではなく、一度短大生の時に行っていました。
その時は某海辺の近くの観光地、旅館で仲居さんのお手伝いをしていました。やることは配膳なので簡単だろうと思っていたら、なかなかの体力仕事だったのを覚えています。
しかも仲居さんは女しかいない(しかもババアばっか)のでそれがきつかったです笑 いじわるすぎw
この時は年末年始で、私以外にも4人女の子が来ていて仲良くなったのでよく一緒に温泉はいったり部屋でお話ししたりして過ごしていました。でもそのうちの一人に対する住み込みの仲居さん(割と若いババア)からの当たりが強く見ていてかわいそうでしたね。
なんでババアは若い子をいじめるのか。
あまりに腹が立ったのでそいつの部屋のドアにコーラでもかけてやろうかと思ったくらいです。

リゾバに多いのですが、シフトは中抜きシフトです。
中抜きシフトとは、朝一度働いて昼は休み、夜にまた仕事をするようなシフトのことです。
私は朝6-9時、18-22時みたいなシフトでした。
これ結構きつかったです。寮は遠くはないけど少し歩いたところにあり、他の人たちと部屋は違いますが水道とかトイレとか洗濯機とかは共用です。
お風呂は小さいのがあるけど、一定の時間すぎたらお客さんとおなじ温泉に入っていいことになってました。

朝6時までに支度をして寮から旅館までたどりつくためには5時には起きないといけないのに22時まで働いてそこから風呂入って~とかしてると0時まわるのなんて一瞬です。そして5時に起きると昼寝しないとやっていられない😂
しかも着物じゃないけど着物に見えるなにか(名前は知らない)を着て下駄もはかないといけないので最初は大丈夫だったけど途中から下駄のせいで足の指が痛くて痛くて死にそうでした。
でも、まかないがおいしかったですね。食堂があり、そこに専属のおばちゃんがいて朝、昼、夜と作ってくれます。(なんと3食ついていた💙)
海辺だったのでマグロとか、毎日何か刺身がでていました。(ごはんは天国すぎた💙)

ニートどこへ行く

さてどこへ行きましょう?
ニートの身分なので一切予定がなく、行こうと思えばどこへでもいけそうだな~とは思ってました。
しかし!
色々条件を絞っていったり、季節とか期間とかで行ける場所は限られていくのです。まぁ短期だったら北海道とか沖縄とかはまずないですね。
なんでもいいなら好きなところ行けそうですが。
冬の北海道は気になったけど、交通費とか支給に上限がある上に最初は建て替えないといけないので無職無収入のニートにはきつい。
ちなみに貯金もないクソダメニートだったので親にお小遣いをもらっていました。なのでそこまで遠くには行けない。
でもせっかくのリゾバなので行ったことないところに行きたい(旅好きマン)。
まぁまずはエージェントさんに問い合わせです。以前使ったところと同じところに問い合わせしました。

希望地は特に指定なく近すぎないところでお願いしました。
そして絶対に嫌だったのが清掃スタッフ、トイレとかお風呂とか掃除したくない。なるべく仲居さんも嫌、ほぼ確実に中抜けシフトになるから。
フロントとかいいなぁ~みたいに希望を伝えたら某スキー場のホテルのフロントがありますといわれそこでお願いすることになりました。
スキー場か!雪に不慣れだけど大丈夫だろうか?とちょっとおもいつつ、楽しみにしなから出発の日を待ちます。

「だらだらしてた分、ちゃんと稼いで来なさいよ!!!!家にいるとだらだらしてるんだから、まったく」

母親はニートにそう言いながら駅まで送ってくれました。
クソニートは料理なんてつくれないので、親は働いていて忙しいのにも関わらずずっと家にいるのに家事なんて全く手伝っていなかったのでリアルクソニートだったのです。なので恐らく面倒を見ないといけないニートが出稼ぎに出たのでめちゃくちゃうれしかったとおもいます笑

私は新しいバイト先ミリしらで怖いけど、行ったことない雪エリア行けるの楽しみーーーー!みたいに何も考えていませんでした。まぁ、行けば何とかなるでしょ、みたいな。

そしていざバイト先に出陣です。

ニート出稼ぎ先に到着

エージェントの担当さんからこの電車に乗ってください、駅で受け入れ先のスタッフさんが待っていてくれますのでと言われ指示通り出稼ぎ先に向かいます。

いたいた!なんかぱっとみ優しそうなおじいちゃん!(に見える実はエロ爺)

向こうも気が付いてこちらに反応してくれたので、初めまして、お世話になる〇〇←私 です。みたいに挨拶を。
そして車でそのままホテルに連れて行ってもらいました。
まだシーズンが始まる直前で働くホテルの稼働が来週とのことで寮として泊まるのは運営元が同じの別のホテルに1週間程、そのあと働くホテルに引っ越してそこに期間が終わるまで住むことになりました。

ちなみに自分以外にももう一人出稼ぎマンがいました。
元ホテルマンの男の子。1つ違いくらいだったはず。
この人は前の仕事が合わなかったのと、スノーボーダーだったので単純にスノボーしにきてました。だいたいスキー場の近くのホテルはリフト券みたいなのがありそれを貸してくれるのでスノボー好きな人が結構来るのです。自分もちょっとやってみたいと思ってましたが、ボードを持ってない人は借りるしかなくそれが5000円とかでニートに手出しできる値段じゃなかったので即諦めました。

ご飯は近くのお弁当屋さんからデリバリーしてもらい朝と夜はそれが支給されます。迎えに来てくれたおじいさんは社長です。社長が電話をかけて私が滞在する期間中のお弁当を注文してくれました。

「ホテル〇〇ですけどぉ!!」

↑のセリフを2回言いました。(2回目は声荒げ)
ここでまず「ん?」となりました。
どうやら電話先の人が1回目で聞き取れなかったようです。

「毎年頼んでますけど、あんた新人さん?」

社長怖くない???
初日からさっそくびびりました。

電話を切ったあとも
「毎年頼んでるのに、なんなんだ今のやつは。」
と奥さんとブツブツ言ってました。
そう、同じホテルの経理として奥さんも働いていました。
こんな風に世間話とかはしててもめちゃくちゃ奥さんと社長と仲悪かったです。
奥さんはこぎれいな感じの人ですが、性格はかなりきつくこのホテルの中で一番きつい人でした。
仲が悪い理由はいろいろあったのかもしれませんが、社長が女好きだったところでしょうね。ホテルの口コミとかにも、フロントにいた男性がひたすら胸を見てきて不快だったみたいに書かれてました笑

スタッフはほかに一緒に立ってくれるフロントマンのじじいと、清掃の兄ちゃん、朝食をつくるおっさん、あとは深夜にはいるおっちゃんがいました。
私とスノボマン(同僚)と社長と奥さんを合わせるとメインのスタッフは8人ほど。ほかにも清掃に入る子たちが複数人いたのですが、なんと全員高校生でした。ちょっとびっくり。
色々教えてもらって準備しつつ営業開始の日をまちます。

ニート身の危険を感じる

社長は奥さんの目の前でピンサロの話をしたり、セクハラ発言し放題。
フロントに入ってくれるじじいも変なやつで、しょっちゅう武勇伝的なのを語ってきてお前らもそういう風にしろよ的に言ってきてうざかったです。
一番うざかったのはリバースしたお客さんがいた時は笑顔で手で隠してあげたみたいな話でしたね。素手でなんか絶対やらんわ、あほか。

深夜にはいるおっちゃんは机の中にエロ小説をしまってて夜に忘れ物をして事務所にいった時それを読んでて笑いました。料理のおっさんは、たまにお祭りとか怪しそうながちゃがちゃの景品になってそうな〇っ〇いの形をしたボールを持ち歩き定期的ににぎにぎしていて気持ち悪い人ばかりでした。
一応みんなちゃんと仕事はする。

みんな気持ち悪い中清掃の兄ちゃんはまだいい人でした。
ですが
「今夜部屋遊びにいこうかな~とか思ってる」
と言われ本気で身の危険を感じました。
丁重にお断りしましたが、このままここにいたらやべーんじゃねぇかと思いましたね。ちなみに清掃の兄ちゃんはこれくらいであとは大半良い人でした。ヘルニアもちでいつも腰が痛いって言っていたので養生してほしいと思ってます。
高校生たちはこんなろくでもない大人ばかりなのにいい子たちばかりでびっくりしました。清掃の兄ちゃんが指示だしてとてもしっかり仕事して礼儀正しかったですね。みんなそのまま成長してれよ!!!

営業は始まってすらもないですが、長くなるので続きます♪

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