内部告発!補助金の横領がはびこるカナダの大学
皆さんこんにちは!
今日もカナダの大学のトピックです!
今日は衝撃的な事実を内部告発?します!
それは、大学のための研究であるリサーチ補助金(英語でResearch Grant)の横領です!
悲しいことですがこれはどの学校でもはびこっているらしいです。
カナダの大学の夏休みは5か月近く、その間自分の学んでる分野の課外研修やリサーチをする学生が少なからずいます。
大学がそのリサーチの経費などを援助するために出してくれる補助金を英語でResearch Grantと呼びます。
もちろんこれはリサーチをする全員がもらえるものではありません。
各学部の成績優秀者や、教授のお気に入りの生徒などの選ばれし者が審査を通り抜けてやっともらえるのです。
リサーチの主な経費は教授アシスタントとして、夏休みを献上して大学内やカナダ国内外でなど課外研修やリサーチをしたり、個人でリサーチをする場合の旅費や宿泊費、各地のカンフェレンスの参加費などです。
その他分野によって、様々な経費があると思います。
このResearch Grant、研究内容によりますが、自分の大学では日本円で1度に50万から200万円近くもらえます。
とてもうれしい資金援助ですが、この補助金は経費が確定していない段階で承認され、生徒に奨学金のように寄与されます。
ですから、どう使うかはもらった生徒の自由です!
大学は、生徒がリサーチに伴う費用を賄うために有効に使い切ってくれることを信じて、経費が確定していない時点で生徒に大金を振り込んでいるのです。
しかし、それが仇となり、自分の好きなように、研究に関係ないところにリサーチ用の補助金を横領する生徒がたくさん出てきます。
例えば、自分の友達は、インドの病院でインターンと現地の福祉事情についての研究をするために約120万のResearch Grantをもらっていました。
自分もその友達と共にインドで海外研修していたのでそのお金の使い道本人から詳しく聞き出していました。(笑)
補助金の半分以上はインドへのフライトなどの旅費や宿泊費、現地ガイドの手配費、リサーチ関連費用に使われていましたが、余った半分をどう使えばいいか分からなく困っていました。
考えた末、その子はリサーチ費用を使って日本に遊びに行っちゃいました!
それでも40万ほど余ってしまったらしいので普通に貯金したようです。
そのほか、風俗とか遊び、個人旅行に使う友達もたくさんいました!
学校が生徒の研究費用を賄うために支給されたResearch Grant。家庭の事情で授業料すら払えなくて資金援助を求めている生徒が多い中、こうやって横領されてるって悲しいですよね。
家庭の金銭的な事情がある生徒がもらえる資金援助は、毎学期たかが15万程度ですが、リサーチの補助金は最大200万円近く出ることがあります。
でも、生徒は全く悪くないと思います。
リサーチの経費が確定していない時点で補助金を渡し、その後も経費の報告を求めない、学校資金の管理がずさんな大学が悪いのです。
例の友達、ちゃんと補助金を有効に使ってリサーチしていましたが、余ってしまって逆に困っていました。
経費を全く計算せず、経費の報告を求めない大学が補助金を余分に与えすぎたのだと思います。
そんな余るほど補助金を与える余裕があるのであれば、もっと必要としている生徒に分け与えるべきです。
皆さんどう思いますか?
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