カナダの会社では簡単にクビにされます

2020年2月7日 11:43

今日はカナダの典型的な会社の解雇・リストラ事情です。

ちょっと衝撃的なタイトルですが、生々しい事実をシェアします。

そうです。カナダの会社では簡単にクビにされます！(笑)

日本の会社ではよっぽどの不祥事や横領などの犯罪行為がない限り、そう簡単にクビになりませんよね。

仕事ができなくても経営に大きな支障がない限り会社に残れるし、使い物にならない人材でも長年同じ会社に勤めてる中年のおっさんたくさんいますよね。

でも、カナダの会社はそんな甘くありません。

仕事ができなかったり、ノルマを達成できなかったらすぐに切られます。

ちょっと怖い話かもしれませんが、自分の経験を交えて生々しい事実を伝えたいと思っています。

北米社会は実力主義です。

資本主義社会のカナダでは、会社間だけでなく会社内の競争も激しいものです。

日本の典型的な会社では、新入社員が研修を経て雑用を請け負って、マニュアル通りに淡々と仕事をこなせば問題なく会社に残れるし、毎年ちょっとづつ昇級する会社が多いので本当安泰で楽ですね。

思考停止状態で働いている労働者が多いのも無理ありませんね。

でも、カナダは違います。

カナダの一般的な会社は新人研修も仕事のマニュアルもありません！

カナダの企業は研修やトレーニングなしでも仕事ができ、結果が出せる即戦力を求めています。

逆に言うと、入社初日から仕事ができない、結果が出せない人はすぐに切られます。

自分も、カナダのいくつもの会社に勤めていましたが、入社1日目からベテランのように仕事をこなしていた新入社員をたくさん見かけました。

逆に仕事ができない人は2週間もたたないうちにクビになっていました。(笑)

本当にあっという間です。

自分は、カナダの企業では1回のリストラ、1回のクビを経験しています。

カナダで経験したリストラですが、本当に不合理な理由でした。

某学校で働き始めてから1週間経ったくらいの出来事です。

ディレクターが自分の事務室に入ってきて、

「悪いお知らせがあるよ。去年いっぱいでこの仕事を退職した人がやっぱ戻ってくることになったんだよ。君は本当仕事できるけど、その人5年もこの仕事やってるから、悪いけど今日付けで契約切るね。」って突然リストラされました。(笑)

契約上では最初の2週間は研修でしたので、即日リストラ又は解雇は合法でした。突然の宣告でしたし、即日で契約切れだったのでショックでした。

交渉して、その後1週間だけ働かせてもらいましたけど、、、

クビも即日でした。

某留学会社の某部署のマネージャーをやっていた時の出来事でした。

マネージャーに就任して1か月半くらいたった頃、同社で長年働いていた同部署のスタッフ二人が自分の働き方やスタイルが気に入らず、CEOに自分の愚痴を言い始めました。

その後何度もミーティングでCEOに釈明をしましたが、最終的には2週間の通知でクビになりました。自分の部下に弾劾され、解雇された感じです。

納得いく理由でなかったため、ちょっと争った結果、「今日でクビだ！2週間分の給料払うから明日から来るな！お前の顔なんてもう見たくねえ！」って感じで、、、(笑)

また、自分は複数もの完全歩合制のハードな営業職もやっていました。

ノルマが達成できない人はバンバン即日クビになっていました。毎週のように新しい人が入ってきては消えていくの繰り返しでした。

カナダの歩合制の営業職ではすごい勢いで新人が消えていきます。

こんな感じで今日はちょっとびくっとする話でしたが最後までご購読ありがとうございます。

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