今月の野鳥(JB2017年9月号)
「わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。」(Ⅱコリント3:18)
ラムサール条約をご存知でしょうか。水鳥の生息環境の保護を目的とした国際条約で、1971年イランのラムサールで作成されたのでこの名前があります。現在の締結国は169、登録された湿地は2261になるそうです。日本には現在50箇所の登録地があります。写真の鳥はコアオアシシギといい、春と秋に渡りの途中に水田等の環境に立ち寄る水鳥です。水田はもともと自然にあるものではなく、人工的なものですが、野鳥はその環境をもうまく利用しています。イスラエルにも現在2つの登録地があるそうです。
(撮影2016/9/27神奈川県平塚市にて)
よく似ているコアオアシシギとアオアシシギ。一番わかりやすい違いは、コアオアシシギの嘴は細くまっすぐであることに対して、アオアシシギの嘴は少し太く上にわずかに反っているところ。鳴き声がすれば、コアオアシシギはアオアシシギとは違うので、わかりやすいかもしれません。最近はアオアシシギを見られる場所が関東の都会では減っていますので、コアオアシシギは余計見ることが難しいかもしれません。