大運の季節『四柱推命』
【水】壬・癸 ・・・ ⛄️【冬】亥・子・丑
【木】甲・乙 ・・・ 🌸【春】寅・卯・辰
【火】丙・丁 ・・・ 🌞【夏】巳・午・未
【金】庚・辛 ・・・ 🍂【秋】申・酉・戌
【土】戊・己 ・・・ ⛰️【土】丑・辰・未・戌
命式のバランスにはよりますが
それぞれよこにある季節の時に調子が出ます
【土】戊・己 は
イレギュラーで各季節の合間の土用の期間が勢いのつく時期となります
一緒に巡ってくる「干」によっても
イキイキできる強さの度合いが変わってきますが
干支の五行によって
力が弱っているときは
大運の通変星のテーマが思うように発揮できないと
考えることができます
〈例〉
日柱:癸巳 ☔️🐍
干支:癸未 比肩
上記の大運で比肩が回ってきている場合
未はざっくりいうと夏であり、水の癸の調子がいまいち出せないと考えると
たとえ比肩が回ってきていても
自分の軸がぶれやすい
こうしたいと思っていても貫けず諦めてしまう
自分を守ることができず
この大運5歳〜15歳 比肩の場合
親の問題に巻き込まれる
プライベート空間が安定しない
ところから
家庭内が不安定などと考えることができます
このようにご自分の「日干」を見て
春夏秋冬いつが1番調子が良いかわかれば
大運のテーマがスムーズに活かせるのか
悩みが多い10年になるのかもわかります
調子が悪い人は
自分の本質とは真逆の季節を進んでいるかもしれません
!!!特に気をつけた方がいい時!!!
自分の日干の調子が出ない季節
➕
そこで大運の干支同士が相剋
➕
さらに自分の日干と大運の干も相剋のとき
〈例〉
日干:癸巳
日干は「癸」水 調子のいい時は「冬」
調子の悪い時は
「冬」の反対「夏」の時に勢力が落ちます
「夏」の季節に
干支同士が相剋の組み合わせになっていたり
「癸」と相剋になる「火」「土」がきていると辛いということになります
〈例〉
日干:癸巳
0歳〜5歳 壬午(壬は水)、(午は火〈季節は夏〉) 劫財
5歳〜15歳 癸未(癸は水)、(未は土〈季節は夏〉) 比肩
の場合
夏の季節にここの干支同士が相剋の組み合わせになっていたり
(上記の場合: 壬午(壬は水)、(午は火)で相剋)
後は「癸(水)」と相剋になる「火」「土」がきていると辛いということになります
ただ自分と同じ「水」がきているので
日干(癸巳)と大運(壬)の干は相剋ではない(同じ水属性)
自分と同じものがきているからなんとか踏ん張れる
つまり人生においても大変な出来事は多いけれど
完全に潰れることはなく頑張ってなんとか乗り越えられる
ことを意味します
→辛かったり、苦しかったことも何とか乗り越えてきた人ということ
子供もころに苦しい体験をしている人は
精神力が強くなるため
大人になってもへこたれない人になれます
また自分のホームである季節でも大運で
巡ってくる干が自分の日干と相剋だと障害が出てきやすい
〈例〉
45歳〜55歳 丁亥(丁は火-)(亥は水-〈季節は冬〉)偏財
55歳〜65歳 戊子(戊は土+)(子は水+ 〈季節は冬〉)正官
65歳〜75歳 己丑(己は土-)(丑は土-〈季節は冬〉)偏官
上記の大運の場合
45歳から冬に入り「癸」にとっては
ホームに帰ってきたような感じになりますか
干(左のやーつ)が「丁」で火・「戊」は土・「己」は土
なので水に対して相剋の関係になります
せっかくホームに帰ってきても
何にも邪魔されずスムーズ・思い通りとはなりにくい
何が思い通りにいかないかというと
巡ってきている大運の通変星によって問題が発生する分野が変わります
この大運の人の場合
偏財の時に人脈が一気に広がったり
素敵な異性に出会ったり仲間ができたりしますが
人と衝突したり、色恋沙汰に巻き込まれたり
あらぬ噂を流されたり
人間関係で行き詰まってしまいやすい
お金のトラブルも起きやすい時
【財星】偏財・正財【官星】偏官・正官なら
結婚・家庭生活・家族の問題・仕事・社会的立場などに
問題が出やすくなる
辛さでいうと自分が剋される干がくる方が
トラブルに巻き込まれる感が強くなる
「丁」は自分の「水」で消せることができる火ですが
「戊」・「己」というのは
この20年間は極端に言えば(55〜65歳:正官、65〜75歳:偏官)
泥に足を取られたような運気となるので
思ったとおりに進まない・
仕事で理不尽な思いをする
八方塞がり感があったり身動きが取れなくなって我慢して
何かを続けなければいけないという状態になりやすい
官星なので
離婚したくても家庭内の何らかの問題で離れることができない
仕事面で嫌な仕事をずっと続けなければいけない
やりたくない仕事も人から押し付けられやすいなどが考えれらます
ただ冬か日干「癸」の人にとってはホームなので
完全に潰されることはなくギリギリのところで保てるという感じ
こうやって事前に知っておけば
調子が出てくる
冬の季節も慎重に過ごすことができる
事前情報があるといざ実生活で「あれ?」と思うことになった時
踏みとどまったり被害を最小限で済ませることもできる
逆に大運の干支が相生(そうしょう)の関係や
同じ五行同士の比和が多めだと人生は緩やかになる
乙卯(木- 木−)
丙辰(火+ 土+)
丁巳(火− 火−)
戊午(土+ 火+)
己未(土− 土−)
庚申(金+ 金+)
辛酉(金− 金-)
何かとラッキーだったり
そこまで激しい体験をする人ではないということ
まとめ
・大運の干支が相剋の関係だったら人生はハードモード
・大運の干支が相生もしくは
比和(ただし同じ五行ばかりに偏りすぎは良くない)が
多いと人生はどちらかと言えばイージーモード
・自分のホームの季節に
自分と相剋になる干支がきているとそこまでイキイキできないということ
その時の大運のテーマに障害がおきる
ただ相剋の干支ばかりが大運に並んでいるという人もがっかりしないでください
どちらかと言えば
変化の多い人生を望んで生まれてきた人ということですし
トラブルによってどんどん成長していける人生ということ
神様は乗り越えられる試練しか与えないと言いますが
まさにそれで
干支のぶつかりあいが激しい大運をお持ちの人はそれだけ器の大きい人
たくさんの経験をし様々な感情を味わいたくて
やってきたチャレンジャーな魂の持ち主
みなさんどうしても災難を避けたいとか
厄除け的な方が行きがちですが
苦労したり辛い体験をした方が
視野がひろがったり
新しい世界が開けることもある
辛いこと苦しいことというのは
生きていたら大なり小なり必ず直面します
だったらその大変だった体験を通して学んでいけばいい
誰かのせいでこうなった
環境のせいでこうなった
と自分以外のもののせいにせず
その時の自分の行動や選択を振り返ってみてください
あの人が悪い
あの人がああ言っていたからと
他人のせいにしたり
何か自分以外の別のもののせいにしているうちは
人間って成長できません
(自論ですが、
かといって自分を責めすぎないでください。
責めすぎると病みます。
心と体は繋がっています。
成長も休息があってこそ。
自分の体と心を壊してまでやらなきゃいけないことはない。
みなさま心と体を大切にしてください)
ご覧いただきありがとうございました!!
引用:
Youtube
https://youtu.be/JmnxY5GqA4M?si=wPI8i5lh5h6IRWc5
上記動画とってもわかりやすいです!
勉強させていただいてます!