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旅先納税・ふるさと納税自販機導入を

こんにちは、帯広市議会議員の柳田健太郎です。「ふるさと納税の今後」についての思いを少し書いていきます。皆さんもご存じの通り、ふるさと納税は地域振興に非常に大きな役割を果たしています。しかし、全国の自治体が競争する現状には懸念する点もあります。それでも、帯広市もこの競争に参戦すべきだと私は考えます。

なぜなら、ふるさと納税は地域の特産品を広め、観光客を呼び込み、地域経済を活性化する大きなチャンスです。しかし、昨年度比で帯広市の納税額が減少していることは事実です。


このままでは、他の地域に後れを取ってしまう可能性があります。そこで、帯広市は新しい取り組みとして「旅先納税」と「ふるさと納税自動販売機」を導入するべきです。

旅先納税の導入

旅先納税とは、旅行や出張の際にその場でふるさと納税ができる仕組みです。
観光客が訪れた地域で直接寄付を行い、特産品やサービスをその場で受け取ることができます。これにより、観光客は旅行を楽しみながら地域支援ができるという一石二鳥のメリットがあります。さらに、帯広市の特産品や観光地の魅力をアピールする絶好の機会でもあります。実際に、道内20ヶ所以上の自治体が既に旅先納税を実施しており、その成果を上げています。


ふるさと納税自動販売機の導入

ふるさと納税自動販売機は、IoT技術を活用した新しい取り組みです。この自動販売機を通じて、いつでも簡単にふるさと納税ができるようになります。帯広市内の主要観光地や駅、空港などに設置することで、観光客が気軽にふるさと納税に参加できる環境を整えます。特許技術を活用したこのシステムは、地域の特産品を広く周知し、購買体験を向上させる効果も期待できます。登別市では既に導入されており、私自身も視察しましたが、その利便性と効果には大変感銘を受けました。温泉地に設置されているため、チェックイン前後に納税することで、その場で金券を利用し地域に多くのお金が落ちる仕組みになっています。


帯広市の強みを活かす

帯広市には多くの宿泊施設があり、モール温泉とサウナという観光資源があります。この特性を活かして、旅先納税やふるさと納税自動販売機を導入することで、観光客にとっても地域にとっても大きなメリットがあります。特に宿泊施設にこれらを設置することで、観光客はリラックスした時間を過ごしながら、気軽にふるさと納税ができるようになります。

もちろん、これらの取り組みには初期投資や運用コストがかかります。しかし、それ以上の効果が期待できると私は考えます。例えば、ふるさと納税自動販売機を通じて得られる収益は、地域のインフラ整備や観光地の整備に充てることができます。また、旅先納税を利用することで、訪れる観光客が増え、地域経済全体が活性化すると考えます。

最後に、ふるさと納税制度は地域間の競争を促進する一面がありますが、それを上手に活用することで、地域の特産品を広め、観光客を呼び込むことが可能です。帯広市も積極的にこの競争に参加し、新しい取り組みを導入することで、地域の発展を目指すべきと考えます。


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