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”ストレス”について考察してみた

隔離生活に突入して丸5日。

昨日の夕方頃、突然はげしい無気力状態に襲われた。

アーなんだかだるいなぁ…何にもしたくない、ていうか…たーいーくーつー、ねーむーいー(→とりあえず母にラインで訴えてみる)

これまでも隔離生活の中で「何だかだるいなぁ」「よし、(なんかすることないし)一眠りしよっかなー」なんて思うことはまぁあった。でも昨日のは本当に絶望的だった。なんだか体がまるで誰かに操られているかのように、動かない。退屈で退屈で死にそう…(なのにどうしたらよいか分からない)

最終的にはあることをきっかけにこの絶望的な状況から脱することができたのだが、いったいなぜこのような激しい無気力状態に陥ったのだろう。考えて考えた結果、私が導き出した結論は「ストレスがゼロになったとき、人は緊張感のなさから無気力状態に陥るのかもしれない」だった。

実は昨日、私が恐れて止まない、例のPCR検査が行われた。昼食を食べて部屋でベトナム語を勉強してたら、突然ドアをノックする音が。

なんだろう~検温かなぁ~

そう思って扉をあけると…髪の毛一本から足まで全てを防御服で覆い、手には長~い綿棒を持った、女性医師の姿が(!)

えっなんだこの突撃訪問は!!聞いてないぞー!!!

反射的にドアを閉めそうになったが、その気配を察したのかすかさず笑顔でドアのストッパーをオンにして、椅子に座るよう命じられる。

ああ、ここまでか…

観念した私は、大人しくマスクを外すと、その長~い綿棒が鼻に挿入されるのを待った。

…あ、あれ?

目をつぶり鼻の穴を膨らませて待つものの、いつまでたっても鼻の穴には何も入ってこない。代わりに口を開けるよう命じられれたかと思うと、口の中に例の綿棒が挿入され、唾液をかすめ取るように擦っていく。

…これで終了?鼻の穴に入れなくていいの?!やったー!!!

よっぽど嬉しそうな顔をしていたのだろう、医師は笑いながら「もう終わったよ」といって去っていった。

とこういうわけで、私が恐れていたような痛みや苦痛は全くなかった。PCRは隔離終了日の前日に再度行われるので、今回痛かったらどうしようかと思っていたが、その悩みも露に消えた。よし、もう何も思い悩むことがない!

私が無気力状態に陥ったのは、そんな不安がなくなりホッとした後のことだった。

隔離生活は「自由に動けない」制限はあるものの、日常的に感じるようなストレスはほぼ皆無といっていい。仕事のストレスなし(職場の人も遠慮して仕事を振ってこない)、(誰とも会わないので)人間関係のストレスなし、(好きなときにいつでも寝れるので)緊張感もなし。

隔離生活の中で唯一私がストレスに感じていたのが、「いつかPCR検査がやってくる」との恐怖からくるストレスのみであった。

そのストレスがなくなった今、まさしく完全にストレスフリーな状態。緊張感がゼロになると、人は無気力状態に陥るのだと、身をもって体感した(かといって、PCR検査におびえる日々には戻りたくないが…!)

ちなみに私がこの無気力状態から脱せたのは、家族との会話だった。私のどうしようもないラインメッセージを見て、すかさず母から着信がきた。

私がぶつぶつと現状を伝えると、「映画みたら?」と一言。映画、映画ねぇ…(でも、アマゾンプライムは海外で見れないし…)

まだもぶつぶつ言っていたら、妹が「しんめぐチャンネル」を勧めてきた。なんでもバチェラー3で一波乱起こしたバチェラー友永真也とそのお相手岩間恵が仲睦まじくYouTubeを始めたらしい。

マジか、商魂たくましいな、あの二人…(脱帽)。

見始めると思いのほか癒されて、ほっこりした気分に。そうこうしているうちに、いつのまにか無気力状態から脱していた(あの二人に救われるとは…!)

時間があれば、「しんめぐ」についても考察してみたいな~。

と、まぁ今日はこのくらいで!よい1日を!Chao!

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