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5月活動報告:美代 兼孝


自己紹介

初めまして、柳津町地域おこし協力隊の美代(みしろ)です。


向かって右側が私です(左は柳津町長)


出身は愛知県名古屋市です!
よく愛知の人が言っている
「名古屋出身(豊橋市出身)」
とかではなく、名古屋駅のすぐ横の西区出身です(笑)

3年ほど前までは海上自衛隊の呉基地で通信員として、
その後は本拠の名古屋市にてJRの関係会社でSEとして働いていました。



着任のきっかけ

実は当初から、『ここで働きたい!』
という気持ちがあったわけではないです。

当時の私はこのままIT業界に一生務めるか、それとも新しい世界に飛び込むか悩んでいる状況でした。

そこで、IT関連の転職先を探しつつ、マッチング型の地域おこし協力隊員募集サイトに登録をした際にこの町からお誘いを受けたのが全てのきっかけでした。

お恥ずかしながら「会津柳津」という町名すらお誘いを受けたときに初めて知るような状態でしたが、会津若松は過去に訪れたことがあったので、
「そこの近くかな?」程度の認識はありました。

1次試験の書類審査が通ったので、旅行ついで程度の気持ちで2次試験のためにこの町を訪れました。

たった1日程度の滞在でしたが、会う人すべてが優しく親切なこの町に惹かれ、ここで働いてみたいと思うようになりました。

無事二次試験も合格となり、地元から遠く離れたこちらに移住することに悩むこともありましたが、
「どうせ違う業界に行くんだったら一気に環境も変えてしまおう」
と決意し、こちらの町でお世話になることを決めました。




活動内容

私は普段役場の農林振興課で待機をしており、
地域の方からの「イノシシが悪さをしている。」「熊が出た!」
等の通報を受けた際に現場に出て、被害状況の確認などの状況確認。
更に要望があれば、地元の猟友会の方たちと協力して罠の設置等を行っています


熊の足跡。(上側)手前はおそらくタヌキの足跡。


設置した熊用のドラム缶罠


熊やイノシシの対処というと危険を伴う仕事のようですが、基本的には罠にかかった状態の動物としか接しないため、危険は少ないです。

とはいえ、罠にかかった動物も命がけなので油断はできませんが・・・・。

5月中の地区全体の成果はイノシシ3頭ほどでした。

熊の目撃情報も増えてきているので、地域の人に安心して農作業をしてもらえるように尽力していく所存です。


6月の活動

今月始めに近所の小学校の社会科見学に役場で車を出すことになったので、カメラマン兼助手として参加させていただきました。


社会科見学先の伐採場。博士山が奥に見える。


全校生徒が11名の学校のため、参加人数は3人。

今回講師を務めてくださったのは猟友会にも所属している杉原さん。
林業は山にお邪魔する仕事なので、鳥獣との関りも深い仕事となっています。

杉原さんは
「熊も本当は撃ちたくない。山で一緒に過ごす仲間だから。」
とおっしゃいます。

人と鳥獣、共存していくというのを最終目的としていきたいところです。