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メルカリの個人情報を第三者に勝手に提供される!
A はじめに
メルカリがプライバシーポリシーを改定しました
その中で非常に危険な行為が記載されています
以下、プライバシーポリシーから抜粋です
個人を特定できる情報および資金決済に必要な情報、その他の属性情報が対象になっています。
本人確認にマイナンバーや運転免許証を使用した場合はその情報も対象になります。
更にこれらの情報を利用することを可能としています。
1. 取得する情報
個人情報とは、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号、以下「個人情報保護法」といいます)2条1項に定める個人情報をいいますが、特に弊社グループにおいて下記は個人情報として扱います。
氏名、生年月日、性別、ご職業、その他の特定の個人を識別することができる情報
特定の個人情報に結びついて使用されるご住所、電話番号、アカウント情報(メールアドレスおよびパスワード等をいいます)、ニックネーム等の情報
クレジットカード情報
個人情報と一体となった趣味、家族構成、年齢その他の個人に関する属性情報
お客様の本人確認に関する情報
お客様がFacebook Connectを使用することを許諾し、FacebookのIDおよびパスワードを入力した場合に取得できる名前、ニックネーム、電子メールアドレス、Facebook ID、誕生日、性別、プロフィール画像、Facebook上の友達情報、その他のお客様のFacebook上で登録されている情報
お客様が本サービスに申込みの際および利用の際に弊社グループに届け出た加盟店および出店者等に関する情報
B 情報の利用範囲について
情報を利用する「弊社グループ」とは下記です。
株式会社メルカリ
株式会社メルペイ
株式会社メルコイン
メルペイ、メルコインはキャッシュレス決済で利用するため、自分の購買情報も保有しています。これらの情報と紐付けが可能になります。
7. 取得情報の共同利用
弊社グループは、「4. 取得情報の利用目的」の達成に必要な範囲で、取得情報を、弊社グループ各社間で共同利用します。
共同して利用される情報
「1. 取得する情報」に規定されている取得情報共同して利用する者の範囲
「プライバシーポリシー」の前文に規定されている弊社グループ
C 第三者への提供について
更に金融プライバシーポリシー定めていますが、これが厄介。
プライバシーポリシーと相違する場合、こちらが優先されます。
これが隠れ蓑になっています。
第三者への提供について、プライバシーポリシーでは、4.9「弊社グループの資金調達、債権流動化の目的のために必要なお客さまの債権に係る情報を、弊社グループから金融機関等に提供する場合」という記載がありません。ポリシーとしてはこちらが優先されるということになります。
また8. 外国にある第三者への取得情報の提供により、国内だけでなく外国へ提供することも可能としています。
メルカリグループが得た情報は全て、メルカリグループの利益目的により第三者へ売却が可能ということになります。
最悪、中国、韓国、ロシアなどの他国へ売却することも可能です。
以下もプライバシーポリシーの抜粋です。
本ポリシーは、弊社グループが別途定める「プライバシーポリシー」(以下「共通ポリシー」といいます)と併せて適用されるものとし、両者に矛盾がある場合は、本ポリシーが優先するものとします。
4. 取得情報の第三者への提供
弊社グループは、共通ポリシーにおける「5. 取得情報の第三者への提供」にかかわらず、以下に定める場合、取得情報を第三者に提供します。
本サービスを提供するために弊社グループが必要と判断した、本サービス上での情報の提供の場合
お客様は、提供された他のお客様の情報を、本サービスの利用規約に従った本サービスの利用に必要な範囲でのみ利用するものとし、それぞれのお客様の事前の同意なく、他のお客様の情報を第三者に提供してはなりません。また、取得情報は、本サービス上で弊社グループが定める期間、公開されます。弊社グループがサービスの運営および提供において必要と判断した場合
商品の配送、代金決済、お客様からのお問い合わせへの対応、弊社グループからお客様へのお問い合わせ、関連するアフターサービスの提供等のために、配送業者、決済代行業者、業務委託先その他の第三者に提供する場合
法令等に基づき、裁判所、行政機関、監督官庁その他公的機関から取得情報を提供するよう求められた場合
第三者との紛争解決のため、または本サービスのユーザーもしくは第三者の権利や利益等を守るために情報提供が必要と弊社グループが判断した場合
本サービスの利用状況等を調査・分析するため、弊社グループがかかる調査・分析等を委託する第三者に提供する場合
弊社グループや第三者の広告の配信または表示のため、第三者に提供する場合
お客様が第三者の運営する外部サービスを利用するために必要な情報を、お客様の同意を得た上で弊社グループから当該第三者に提供する場合
弊社グループの資金調達、債権流動化の目的のために必要なお客さまの債権に係る情報を、弊社グループから金融機関等に提供する場合
その他、弊社グループが取得情報の提供が必要と判断し、お客様の同意を得た場合
8. 外国にある第三者への取得情報の提供
弊社グループは、取得情報を、外国にある第三者に提供することがあります。
D 「お客様の同意」について
4.8「お客様の同意を得た上で」という条件があります。
これについて、
・具体的にどのような方法で同意を得るのか
・同意しない方法はあるのか
について、ヘルプセンターに問い合わせたところ下記の回答でした。
結果的には、サービスを既に利用している時点でメルカリグループが自分の個人情報を第三者に提供することに同意している、と言っています。
同意を拒否出来ない仕組みになっています。
メルカリ no-reply@mercari.jp
お問い合わせありがとうございます。
このたびは、返信にお時間をいただき申し訳ありません。
以前より、プライバシーガイドについて、ご質問いただいていることと存じます。
メルカリにて定めるプライバシーガイドは、お客さまにご利用いただく時点で同意いただく必要がございます。
そのため、ガイドに記載の内容から、一部分を抜粋して同意しないなどの選択をおこなうことができません。
なお、ご心配いただいていている「取得情報の第三者への提供」ですが、下記理由により定めております。
・クレジットカード等の不正利用を検知・防止するため
・共同研究や学術研究のため
・資金調達や債権流動化のため
・個人情報の突合による分析や広告配信のため
上記の理由により、お客さまの情報を不正に他のユーザーへお渡しするなどの対応は実施しませんのでご安心いただけますと幸いです。
何とぞよろしくお願いいたします。
E 最後に
LINEヤフーでも個人情報およびLINEやYahooメールのコンテンツ(テキスト、画像など)も取得し、第三者へ提供するとしました。
最近は企業がサービスを利用するなら取得した個人情報だけでなく、関連情報も勝手に第三者へ提供(売却)しようとしています。
無料だから利用しているつもりが、自分の個人情報を切り売りしているだけというのは非常に危険なサービスです。
それでも関係ないという人はこれまでどおり使っても構いません。
そうでない人はサービスの停止、解約などを検討しましょう。