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0445.腹式呼吸で測る
俺は毎朝、血圧計と体組成計と体温計で自分を測り、パソコンでお手製の Excelファイル「身体メモ」に記録している。11年前に脳出血で救急搬送され入院していたときの習慣が、退院してからも続いている。
そして、定期的に通院している病院で、医師に「血圧はどうですか」と毎度訊かれるのだが、数値を思い出して答えるのが面倒くさい。なので、「身体メモ」の当月分をプリントアウトして持っていき、診療科の受付に出す基本票ファイルに挟んでいる。
そのプリントアウトを診て、医師は、血圧上の数値が 125 よりも下が望ましく、そのためには体重をもっと落としてくださいと言う。血圧値に関して国の指標が以前と変わったのだそうだ。ちなみに、俺は毎朝食後に、「エンレスト錠200ミリグラム」2錠と、「アムロジピンOD錠5ミリグラム」1錠を服用している。どちらも血圧を下げる処方薬である。
プリントアウトの体重の数値も診てくれる。俺の肝臓は脂肪肝で肝機能が正常じゃないので、以前は肝機能を助ける薬を処方してもらっていた。でも体重を落とすことができて肝機能が改善し、いまは処方されていない。ただ、今後も体重増がそのまま脂肪肝に直結し肝機能を左右するので、やっぱり体重をもっと落としてくださいと言う。
朝の自分の計測は、起床後、小便をしてすぐ行っている。いつが良いのかわからないが、朝に測ることが習慣づいてしまっている。しかし、起床後すぐだと血圧が高いことが多い。高いと医師に「高いですね」と言われる。なので深呼吸をしてもう一回測る。そうすると血圧が下がることが多い。数値を改ざんすることはないが、計測は 125 より下が出るまで測り直す。出た数値に嘘はないからね。たいがい2回目で 125 より下が出る
手首式血圧計の計測をスタートさせてから、腹式呼吸をする。腹を大きく膨らませて息をたくさん吸い、腹筋を意識しながらゆっくり吐く。入院中に療法士さんに教わったドローイングも兼ねて行っている。
このときにいつも思うのが、「これが腹式呼吸なのか?」ということ。なぜならば、ご存じかと思うが、スースーハーハーという呼吸法もあり、スースーハーハーと2回ずつなので、複式呼吸なのではないかと思っている。いわゆる ”ふくしきこきゅう” とは、スースーハーハーのことではないだろうか。腹式呼吸と複式呼吸である。
”ふくしきこきゅう” という言葉は、ただ聞いているが、果たしてお腹を使うから腹式呼吸なのか、2回ずつ行うから複式呼吸なのか、それがわからない。毎度、ネットで検索しようと思うが、毎度、計測後には忘れている。
今朝、やっと計測後にも覚えていたので、検索してみた。すると、いわゆる ”ふくしきこきゅう” とは、お腹を使って呼吸する腹式呼吸のことであり、スースーハーハーはランニングあるいはジョギングのときの呼吸法で、複式呼吸という言葉は無さそうである。
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以下は Google検索の AI による、ワード「腹式呼吸」への回答。
AI による概要
腹式呼吸とは、横隔膜と腹筋を動かす呼吸法で、効率的な換気を促します。リラックス効果やストレスの緩和、免疫力の強化など、さまざまなメリットがあります。
【腹式呼吸のやり方】
背筋を伸ばす
鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹を膨らませる
口からゆっくり息を吐き出し、お腹をへこませる
【腹式呼吸の効果】
ストレスや不安を緩和する
寝つきが良くなる
便通が改善する
新陳代謝が向上する
冷えが改善する
免疫力が強化する
姿勢がよくなる
声量が増える
【腹式呼吸のポイント】
息を吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにお腹をへこませる
息を吐くときは、吸うときの倍くらいの時間をかける
慣れないうちは、特に息を吐くことに意識を集中する
横になることで自然と腹式呼吸ができるので、慣れるまで仰向けになって行う
息苦しさやめまいを感じるほどではなく、やっていて心地よい範囲で試してみる
生成 AI は試験運用中です。
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腹式呼吸をしながら血圧を測ると、測定数値が小さくなる。
柳 秀三