0364.まず削ってみる
塀の石材タイルを削るために、ネット通販モノタロウでHiKOKIコードレスグラインダ G14DSL2 NN を購入した。商品には研磨用のフレキシブル砥石が付いてきたが、作業には、切断用砥石、研削用砥石、研磨用砥石の3種類の砥石が必要と思ったので、外径 100ミリ、穴径 15ミリ の切断用砥石と研削用砥石を追加購入した。
3つの砥石を、それぞれグラインダに装着して見ると、切断用砥石だけが固定できなかった。専用のホイルスパナで締めても、切断用砥石のときだけスピンドルとホイルナットが空回りしてしまう。取扱説明書をよく読み、メーカーにも電話して訊いてみると、研削と研磨は付属のホイルナットとホイルガードで構わないが、切断は切断用ホイルナットと切断用ホイルガードに替えてお使いくださいという。
さらに取扱説明書を読み込むと、ホイルナットとホイルガードの形が、研削 研磨用と切断用では違うことがわかった。
【ホイルナット比較.】
研削 研磨用のホイルナットは片面が凸になっていて、その凸面を砥石の裏面に合わせる。切断用のホイルナットは片面が凹になっていて、その凹面を砥石の裏面に合わせる。
【ホイルガード比較.】
研削 研磨用のホイルガードは砥石の裏面にはガードが無いが、切断用のホイルガードは裏面もガードがある。
さて、その違いが分かったところで、切断用ホイルナットと切断用ホイルガードをモノタロウで検索した。
( ゚Д゚)っ ホイルガード、高っ!!
切断用ホイルナットさえ手に入れば切断用砥石が使えるし、ホイルガードは切断用じゃなくてもいいんじゃないかと思う。ホイルナットとは違い、切断用ホイルガードじゃないと運転できないわけじゃないし。
というより、その前に…
いろいろ見ていくうちに、いまさらながらに、今回の作業に切断用砥石は要らないんじゃないかと思えてきた。ブロック塀に貼ってある石材タイルの凹凸の凸部を削って凹部に合わせて平らにし、そこに取れてしまったアルミ表札を再接着するという作業なので、切る物はなにもない。
貼る前の石材タイルであればカットしてサイズを合わせるということもあるが、貼ってしまってある石材タイルは切れない、削るだけだ。切れ目を入れるということもあるけれど、今回それは無い。だから、研削用砥石と研磨用砥石だけでいい。さらに、見せる部分じゃないので研磨さえも要らないかも知れない。なので切断用ホイルナットと切断用ホイルガードを買うのはやめる。とりあえず、まず研削用砥石で削ってみよう。
ゴーグルは買ったが、粉塵マスクと前掛けも要るかな。
ただ、際剃りならぬ際削りには、もしかすると切断用砥石もあると作業がしやすいのではないかなと思う。(あとがき)
柳 秀三