2020山納め!憧れの八ヶ岳へ!(後編)
さ。後編ですよ。
前編はこちらからどうぞ↓
一日目の目的は硫黄岳!
小屋で体制を整え、いざ出発です。
赤岳鉱泉の正面入り口から山側へ林道をゆっくり進んでいきます。
枝についた霧氷がキラキラ!美しい〜!
山頂が近くなるとだんだん青空が白くなってきました。。。あれ?(私の日頃の行いか?)
すぐそこに山頂があるのに!
風が強くて
見えない!
痛い!
寒い!
怖い!
ラッセル!
もう、、私は限界、、、。
出ました。
山の呼吸、弐の型 やさぐれ!
(過酷な状況になると気持ちが折れてやさぐれ始める私の技)
隊長、もう無理です。あきらめましょう。
硫黄岳、山頂を目前にして勇気ある撤退をしてきました。笑。
↑
悔しくて泣きが入ったやさぐれ女
絶対リベンジしてやるからな!
下りの夕日が染みたなぁ。。
さ!気を取り直して。
一日目の夜。待ちに待った夕ご飯です。
いやっほーい!
悔しさなんて吹き飛ばしてくれる
赤岳鉱泉名物のステーキです♡
山小屋で肉!しかもステーキ!
テンション上がりますよね〜!
野菜たっぷりのポトフと、サラダ、果物まで!
嬉しすぎる〜。
ワイン背負ってきて良かった〜!
(荷物の半分は酒説)
この日は3秒でねむりにつきました。
赤岳鉱泉の内装を少しご覧ください
↓
山に関する本がずらり。
1つ1つの照明がいちいち可愛い。
宿泊者の登山靴。並ぶと圧巻。
迷路のような廊下も本で見ていた通りで
嬉しくなりました。
2日目の朝です。
まずは朝ごはんから。
ほかほかのお味噌汁とごはんはおかわり自由。
あじのひらき。納豆。サラダ。
ここが山小屋だということを忘れてしまいますね。
2日目は八ヶ岳最高峰、赤岳を目指します。
まずは行者小屋まで。
行者小屋は営業していませんでしたが、
テント泊の方はたくさん!
私もいつかはチャレンジしてみたい。
ここから地蔵尾根を通って山頂を目指します。
↑
はしごに怯える女
危険箇所も多数あり。鎖に頼りながらゆっくり進みました。
山頂が見えてきたぞ〜!
今日はしっかり見えるぞ〜!
(昨日は見えなかった)
遠くには富士山も!縁起が良いですね〜!
絶景に感動しながら進みます。
岩肌が出ていたり、凍っていたり、雪が深く道が見えなかったり。私にとってはかなりの悪路。
ゆっくりね!大丈夫だよ。と後ろから聞こえる声に励まされながら。
鎖を握りしめて
ゆっくりゆっくり進みました。
そしてついに、、、!
あれ?山頂だよね?
だよね??
やったあああああ!
赤岳、2899m到着しました〜!!
遠くには富士山!この景色が観たかった。
いや〜絶景です。
強風の為滞在時間は5分程度。
パワーチャージに
ピザポテトを!!
下りは文三郎道を。
それにしても雪山の稜線は本当に美しい。。
夏とは違った魅力がありますね。
無事にかえってきたぞ〜い!
と思ったらここは行者小屋。
ここからまだ30分ありましたとさ。
2日目の夜は
きのこと鶏肉のお鍋。そして焼き魚!
冷えた身体に染み渡る旨さ。
温まりますね〜♡
2日目は個室に宿泊。
この個室にはおこたがあるんですよ〜!
ぽかぽか温まりながら、飲むお酒、、、、
最高です。。
本当にここは山の中なのでしょうか。。。
2日目の夜はお互い疲れていたのか
お酒が進み、記憶を無くす事件が起きました。
二日酔いの3日目。笑。
朝ごはんです。今日は焼き魚と温泉卵♡
ご飯はしっかりいただきましょう。
この日は朝から雨でした。
年末寒波が来ているということで
ビクビクしていたのですが
私たちが下山する際は
雨とベタ雪。
なんとか車に到着。
すっかり雪も溶けていました。
下山後は鹿の湯さんで3日ぶりのお風呂に入り、、、
八ヶ岳の名物
ROCKで濃厚カレーをいただき、帰路につきました。
帰りの車内では、くだらないことで喧嘩になり無言の時間もありましたが、、笑。
なんとか仲直り。
本格的な雪山登山は初めてだった私。
寒さや恐怖におびえていましたが、
装備と体力と気力をしっかり持っていれば
なんとかたどり着けるのだと
勉強になりました。
そして、時には諦めることも大切!
私の夢を形にしてくれたパートナーに
感謝です。ありがとう!
2021年も沢山の山に会いにいくぞ〜!
note もゆるりと更新していくのでお付き合いくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おしまい。