今までに2つ心霊現象に遭遇したことがある

普段は洒落怖を読むときしか幽霊の存在をあまり信じてないのですが、そんな私にも2つだけ今でも起きた理由が分からない"心霊現象"があります。今回はその2つの現象について書いていこうと思います。

・窓バンバン事件
あれは小学生か中学生の頃、私は「読むと〇〇(正式名称は忘れた)さんがバンバンと窓を叩いてやって来る。やってきたら「〇〇さん、〇〇さん」と唱えれば帰ってくれる」という自己責任系実話怪談を読みました。怖い話は読みたかったけど、来てほしいわけじゃない!と思い、私は来るかもしれない〇〇さんについてしばらくの間恐怖を募らせていました。
そんな恐怖も忘れかけていたある日の雨の夜、ドンドンドンドンと私の部屋の窓が強く叩かれるような音がしました。私は〇〇さんが来た!と思い「〇〇さん、〇〇さん、お帰りください」としばらくの間、心の中で唱えていました。しかし、バンバンという音は止む様子はありませんでした。なので、恐怖をぐっとこらえて暗い廊下を毛布を抱えて歩いていって両親が寝てる部屋まで行って、今日は一緒に寝かせてほしいと母親に頼みました。「今日は風が強いからね(だから怖がるのも仕方ないね)」と母親に言われたので、ああ、今日は風が強いからあんな音が出てたのかと思いそのまま母親と一緒に寝て終わりました。
けど、あれから十数年が経ってもあれと同じような音が出る強風には遭遇したことがありませんし、振り返ってみるとやっぱり人がたくさんの手で叩いてるような音としか表現のしようが無いんですよね。やっぱりあれは心霊現象なのでは?などと振り返ったりすることもあるのでした。

・戸ドンドン事件
あれは小学生か中学生の頃、私は自室で本をベッドの上で読んでいました。そうすると、ベッドの脇の物置の戸から「トン……トン……」という内側から人が叩いているような音が鳴りました。
なので私はなんとな〜く足でトントンと叩き返していました。そんなやり取りがしばらく続いたのち、「ドンドンドンドンドンドン!!」と内側から誰かが強く叩いてるような音が鳴りました。さすがにこれにはめちゃくちゃビビってしまい、両親がいたリビングまで逃げて、「戸の内側にネズミがいるかもしれない!」と言いました。その頃の実家は屋根裏からネズミの音がしてくるような実家でした。
んで、両親に戸を開けてもらって確認すると、ネズミもいないし、もちろん人の様子もありませんでした。
けど、振り返ってみると、もしネズミならどうやって戸をトン……トン……と一定のリズムで叩けたのか今でも理由がわかりません。やっぱりあれは心霊現象なのでは?などと振り返ったりすることもあるのでした。

以上の2つが私が体験した"心霊現象"です。どうして起こったのか、理由が分からないから心霊現象というカテゴリをつけて記憶の中に収納しています。他の人のそんなエピソードももしあるのなら聞いてみたいなあ。と、思ったりもすることもあるのでした……。

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ヤナギハ
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