小さな差が大きな差を生む
同じ時期に入社したやつが
急成長してみんなに褒められる。
自分より後に入った後輩が
どんどん成果を出してみんなに褒められる。
それに比べて自分は
注意されたり怒られてばっかり。
なかなか思うような成果が出せない。
けど実際あいつとの実力差は
そこまでないと思うんですよね。
っていつか後輩が言っていた。
確かにパッと見
そこまで実力差はないし
それぞれに良さがあるから
甲乙つけがたいと言われたら確かにそう。
けど明らかに差がある。
仕事に対する意識の差や
数秒の動きの差や
数値化できない雰囲気の差など
ほんの少しの差があったりする。
その、ほんの少しの差が
めちゃくちゃ大きな差なんだと思う。
ほんの少しの意識の差だったり
ほんの少しの間の取り方だったり
ほんの少しの声量の違いだったり
ほんの少しの目線の配り方だったり
そうゆう小さな小さな差が
いくつもあったらすごく大きな差になってくる。
それに気付けずに
あいつとの差はそこまでない
と思っちゃっている事が
取り返しのつかない
もっとも重大な差になっていると思う。
昔サッカーをやっていた時も
技術とか身体能力とか
あいつと比べて劣ってないのに
なんであいつが試合出るんや
なんであいつが評価されてるんや
って思ってた事が何度あったか。
あいつとの差が
小さいから気付けてなくて
自分ではなんの差があるのかわからない。
そして納得いかない。
逆に、その小さな差に気付けても
小さい差をそこまで重要視できない。
だから一生差は埋まらないし
その意識だからどんどん小さな差が
大きな差になってくる。
気付いた時には手遅れで
もう遥か先にいってしまっている。
自分は、その小さな差が
どれだけ重要な事なのか
全くわかってなかったから
成長が遅かったし結果が出なかったと思う。
そこに気付ける人は
謙虚でプライドなんてなくて
とにかく素直に目の前の事に
地道に取り組める人だと思う。
小さな差をとても大きい差だと思って
受け入れて行動に移せる人だと思う。
いかに細かい部分まで目を向けて
こだわり続けられるか。
小さい差を敏感に感じて
地道に差を埋めていける人間になりたい。