
社会福祉士受験に向けてがんばっておられるあなたへ。24年前の私より。
社会福祉士国試受験生のあなたに向けて、24年前と2年前と今年の私からエールです。
社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。
独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。
さて。
2025年2月2日の第37回社会福祉士国家試験まであと3か月ですね。
私、2年前のブログで、2000年に【合格体験記】が福祉新聞に掲載されたことを投稿しています(福祉新聞のこのコーナーは今はありません)。

再掲します。
22年前の私より。受験生の皆さんへ。 ―2022年01月15日 20:30
社会福祉士国家試験が3週間後に近づいてきましたね。
私が受験したのはもう20年以上も前のことです。
添付の写真は22年前(2000年)の福祉新聞。私が社会福祉士になって初めて書いた文章が掲載されています。今ならSNSで発信するのでしょうが当時はインターネットもスマホもケイタイもない時代。自分の書いたものを公表するには、このように新聞などに投稿して採用されてようやく紙面に載ることでしか叶わなかったのです。
掲載の記事は受験にまつわるあれこれを綴った文章です。ずいぶん昔の話ではありますけれど、今でも通用する部分があるならば、22年前の若き私からのメッセージが令和の受験生の皆さんの参考になれば幸いです。
****************************
家事や育児しながら受験にゆとり計画を
柳田明子
このたび念願だった社会福祉士の合格通知を手にすることができました。振り返れば、特養老人ホームに勤めながら資格取得を目指し始めたのは6年前。以来、佛教大学(通信教育部)に入学、退職、結婚、出産、卒業、そしてようやく受験と、予想以上に時間がかかりましたが、合格通知が届き、うれしさとこれからの責任を深く感じているところです。
さて、仕事を持たず、家事・育児をしながらの受験勉強というケースは少ないかと思いますが、勉強や受験のポイントは変わらないと思い、以下、5つにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
〇計画にはゆとりを
張り切ってキチキチの計画を立てると、子供の病気など突発的な出来事で勉強できない日が続いた時、たちまちイライラして被害は家族に及びます。また年末年始は受験前の大切な時期であるにもかかわらず(主婦は)何かと気ぜわしく勉強時間がとれません。計画にはゆとりを持たせておき、余裕のある時に先取りしておくと気分がラクです。
〇テキストはとにかく繰り返して読む
最初は難しく感じても、繰り返し繰り返し読むうちに、大筋が頭に入ってきます。細部にはこだわらず(数値などの暗記は直前に)、全体を把握するつもりで何度も読んでいると、重要な部分が見えてきます。
〇暗記ものだけで満足しない
一問一答などで暗記ものに取り組むと、それだけで勉強した気になります。もちろん暗記も合格するためには必要なのですが、それはあくまで基礎部分。それらの知識を土台に、分析したり、考察したりといった力が求められていると思います。
〇先輩合格者のアドバイスを
身近に既に合格されている方がいらしたらぜひ助言を求めてみてください。私も、先輩合格者の応援はとても励みになりましたし、適切なアドバイスのおかげで、やみくもに勉強に取り組んで不安になることもありませんでした。
〇当日は早めに会場に着くように
当日、会場には思っている以上に多くの受験生が集まります。私は2時間前に大阪会場に到着しましたが、自分の番号の席にたどり着くのに40分もかかり、疲れてしまいました(建物はたくさんあるし、さらに教室がいっぱい!正門のところに立て看板で表示してあるものの、それを確認するのがまた大変でした…)。タクシーの運転手さんによると、会場周辺や駅周辺は混雑し、雨になるとさらに渋滞がひどくなるそうです。
以上、経験と反省をもとにまとめてみました。合格は、目標であったけれど決してゴールではなく、これからの私のあり方が、合格通知を意味あるものにもただの紙切れにもしてしまうのだと、新たに大きな課題に向き合っています。
(兵庫・主婦)
****************************
コロナ禍の大変な時ですけれど、受験生の皆さんがどうか力を存分に発揮され、納得の結果を手にされますようにと願っています。
柳田明子社会福祉士事務所 〰聴く・伝える・ともに考える〰
24年前、社会福祉士になって初めての文章。
肩書は「主婦」。
そして2年前は「コロナ禍」
感慨深いですが、それはさておき。
本番まであと3か月。
今回から新カリキュラムなんですね。
2025年2月2日に向けて、
悔いのないよう、
今しか味わえない受験生活を存分に満喫して、
すべてを糧になさってくださいね。
体調管理にはくれぐれも気をつけて。
応援しています!
本日は以上です。
今日も気持ちの良い一日を!
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
今日の記事に共感してくださった方や社会福祉士の独立に関心のある方はぜひ下記からご感想やご質問をお寄せください。お待ちしています。
①note「クリエイターへのお問い合わせ」フォームから
→ お問い合わせ | note(ノート)
②公式LINEから→
社会福祉士が独立を考える時のワンポイント5選をマガジンにしています。有料です。
1本100円です。4本以上読まれるならマガジンのほうがお得です。
福祉教育者 テリーさんの共同運営マガジンに参加しています。