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独立型社会福祉士2名の実践。設立記念イベントに参加して。

昨日、NPO法人地域生活サポートネットほうぷ設立20周年記念イベントに参加しました。そのご報告です。私とは全く違う実践をされている独立型社会福祉士の2名が登場します。
(以下敬称略の部分あり)


社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。

独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。


さて。

昨日、私は、NPO法人地域生活サポートネットほうぷ設立20周年記念イベントに参加しました。ほうぷ代表の向井さんは社会福祉士です。

ほうぷ設立20周年記念イベント案内チラシ


このイベント、「設立20周年記念」というフレーズから連想されがちな式典ではなかったです。

設立記念なのに「来賓」もなく、ほうぷの活動報告の時間もなく(配布資料でたっぷり報告あり)、その分、グループワークで「居場所」について考える時間がしっかりとられていたんです。

ほうぷ代表の向井さんらしいことだなと思います。

向井さんとは25年ほど前に社会福祉士会で知り合い、当時は一緒に東京で独立型社会福祉士全国研究集会に参加したり、大阪の独立型社会福祉士の先輩の話を聞いたりした、私にとってはいわばまぶしい同期のような存在。

根無し草で放浪している私とは違い、向井さんはしっかりと地域に根をはって活動されています。

ほうぷの活動や歩みの詳細はこちらをご覧ください↓

「地域に根をはって」と表現するとふわっとしてしまいますが、20年分の子どもたちとその家族と、つながりと、関わりと、時に苦悩と喜び、蒔かれた種と芽を、深く伸びたその根の1本1本を、活動報告から感じました。

向井さんのご挨拶のあと、講演されたのは一般社団法人こもれび の水流添(つるぞえ)さんです。

水流添さんも社会福祉士で、独立して子どもの居場所相談事業などを実践されています。

こもれびの活動や歩みの詳細はこちらをご覧ください。

水流添さんは以前に大阪の独立型社会福祉士実践報告会で発表されたこともありますし、そのご活動は知っているつもりでしたけれど、今回その原点をお聴きし、活動の深さと思いに胸を打たれました。

得意なこと」というのもキーワードだったと思います。

そしてグループワーク。

テーマは「居場所」。

ファシリテーター新崎さんの一言ひとことが沁みました。

はじめましての方とのグループワークは新鮮でした。

居場所」について、こんなふうにいろんな立場の方とともに考えることは今までにありませんでしたので、なるほどなぁ~と思う場面がたくさんありました。

どちらかというと、

今回、私は「居場所を求めていた(かつての)立場」で

こんな居場所があったら…
こんな居場所はイヤだな…
こんな居場所だったらいいな…

・・・と考えて発表していたと思います。

ひるがえって、
自身の社会福祉士としてのありようを考えた時、
私はおふたりのような
具体的な場の提供はしていませんけれど、
私のいる場所が、
あるいは私の関わることが
いっときでも
その人の居場所になるように、
私にできることを引き続き考えたいと
改めて感じました。

20年前にスタートされたこのNPO法人の名前が
「サポートセンター」ではなく
「サポートネット」であることの意味に改めて思いを馳せ、

ご挨拶や講演、ファシリテートとグループワークを通じて、
地域生活サポートネットほうぷの種を分けてもらったような気持ちになった
記念イベントでした。


本日は以上です。



★2024年12月1日に
『ただなぞるだけの本。』(文芸社)
を出版しました。

ぜひ手にとっていただけると嬉しいです。
ことばを選ぶのはとっても楽しかったです♪
イラストも私が描きました(*^^*)


今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)

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