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大物歌手。客席に向けてのコールに時代を感じて「性別欄」について考えたこと。
ある大物歌手のコンサート会場での出来事から「性別欄」について思うことを書きます。
社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が
軽くなり、そして私の収入もアップすることを
考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年
開業)柳田明子です。
ある大物歌手(以下、O)のコンサートに
行った時の話です。
初めて参加するOのコンサートに興味津々の私。
大きな会場に若者から杖だったり車いす
だったりのご高齢の方までが集って満席。
見渡したところ女性が多いような印象です。
幕が上がり、さっそうと登場したOに会場は
大盛り上がり♪
Oが客席を見て言いました。
「みんな、ありがとう〰!見たところ女性が
多いかな~?」
うんうん、私もそう思う!
続く元気いっぱいのOの
「女性のかた〰」
とのコールに私を含め客席の女性陣は、
「はーい♪」
と応えます。
次にOは、
「男性のかた〰」と投げかけ、男性陣が応えます。
そしてその次。
これは私はまったく想像もしていなかったのですが、
続けてOは、
「どちらでもないかた〰」
と言ったんです。
しばらく考えて、とかじゃなくて、
ぽんぽんぽんとリズムよく「女性のかた〰、
男性のかた〰、どちらでもないかた〰」
とごく自然なテンポで。
私からすればビックリなその投げかけに、
これまたけっこうなボリュームで客席からの
レスポンスが!
私の斜め前の人も手を振って応えてました。
驚いている私のほうが感性鈍いんだろうなとつくづく時代を感じ、そしてまたOのこういうところが皆に愛されるんだろうなと思いました。
さて。
このことから社会福祉士として考えます。
性別はとてもデリケートなおはなしで、今は
もう単純に男女で分ける時代ではなくなってきています。
そのことは各種アンケートなどの性別欄にも
表れていますね。男女の2択ではないことが多いです。
が、私は、
「男・女・その他」
という選択肢はいかがなものかと感じます。
ちょっと排他的な印象を受けます。
これ、Oのコールを取り入れて、さらに私の
考えも加味して、
「男・女・どちらでもない(どちらとも言えない)・今回は答えない」
だったらどうでしょうか。
「今回は答えない」を加えた理由は、どの性別であろうと答えたくない時はそう選択できる
自由がほしいなと思うし、答えない権利もあると思うからです。
以上、今日は大物歌手のコンサートから性別欄について書きました。
コンサート、楽しかったです♪
本日は以上です。
今日も気持ちの良い一日を!
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
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