主語が大きすぎる。ソーシャルワークの基本。
ご相談を受けていて思うことの1つは「主語が大きすぎる」こと。主語を小さくしていくことは社会福祉士として必要な思考回路かなと思っています。
社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて２３年、フリーの社会福祉士(2001年開業）柳田明子です。
独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。
さて。
ご相談を受けていて、
「主語が大きすぎる」
と思うことが多々あります。
例えば、
「病院にそう言われました」
「市役所に言われました」
「行政がそう言うんです」
などなど。
主語が大きいままでは
話が見えづらいですね。
「病院」という大きな主語ではなく、
それを言ったのは、病院の、
医師？
看護師？
ソーシャルワーカー？
医事課？
と小さくする。
「市役所」という大きな主語ではなく、
それを言ったのは、
市役所の
どの窓口？
どの担当者？
と小さくする。
「行政」という大きな主語ではなく、
それを言ったのは、
どの公的機関？
どの部署？
どの担当者？
本当にそれはその機関の総意なの？
それとも担当者の一意見なの？
と小さくする。
これは、
ソーシャルワークの基本かなと
思うと同時に、
社会福祉士として
世の中を見る時の
思考に必要なことかなと思います。
私たち（社会福祉士）は、
とかく
「国が」とか
「自治体が」とか
「法人が」とか
「世の中が」とか
主語を大きくしがちのようにも
感じます。
主語が大きくなると
ぼやけたり、
それ以上広がらなかったり
ということもあるので、
そういう時は
主語を小さくして考えてみると
良いかも知れません。
※もちろん今日の話は
個人を特定してその人に責任を求めるとか、
そういう話ではありません。念のため。
本日は以上です。
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柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
（2001年開業）
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