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言葉のイメージを共有する。ソーシャルワークの基本。


同じ言葉を使っていても、相手とこちら(社会福祉士)で意味やイメージが違っていることがありますね。例えば、高齢者分野でいうと「施設」「介護」「ケアマネさん」。最初に意味を一致させておかないと話がかみ合わなくなってきます。

社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。

独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。


さて。

ご相談を受けていて、
途中で「あれ?」と思うこと
ありませんか?

話がかみ合わない。

その理由は
さまざまあると思いますが、
そのひとつは、

お互いが使っている言葉の
意味がズレている

ことに起因すると思います。

例えば…

「親の施設を探してるんです」
とおっしゃるその「施設」とは
いわゆる「入居施設」ではなく、
「デイサービス」のことだった
(その人がイメージする施設
「高齢者に対してサービスを提供している事業所」だった)

とか、

「まだ介護が必要な状態ではないんですけど」
とおっしゃるその親御さんの状態は
小さく見積もっても
要支援に相当するだろうと思われる
(その人がイメージする介護は
「寝たきり」だった)

とか、

ケアマネさんには相談してるんですけど」
とおっしゃるその「ケアマネさん」とは、
入院しておられる病院の
医療ソーシャルワーカーのことだった
(その人のイメージでは
とにかく「相談員」🟰ケアマネだった)

・・・とかそういうこと。

制度が複雑なことも影響してますね。

ともあれ、
まずはなるべく早い段階で
お互いが使っている言葉の意味を
一致させることは
ソーシャルワークの基本かなと
思います。

「言葉の意味」のすれ違いについては、
下記記事でも綴っています。


本日は以上です。



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ぜひ手にとっていただけると嬉しいです。
ことばを選ぶのはとっても楽しかったです♪
イラストも私が描きました(*^^*)


今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)

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