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調べる=ネット検索。だけではない!と実感した出来事。
ネット検索だけが「調べる」じゃない!と思うことを書きます。ふたつのエピソードです。
社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。
独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。
さて。
昭和世代のぼやきになりますが、インターネットなどなかった時代、「調べる」といえば文献を(図書館で)丹念にあたるか、誰かに訊くか、実際に行ってみるか、でした。
情報社会になって「調べる」といえば「ネット検索」となった昨今ですが、だからといって文献や誰かや現地からという情報入手ルートが不要になったわけではありません。
ネット上にすべての情報があがっているわけではないんです!
と私は声を大にして言いたい!
のです。
そのことを実感した出来事をふたつ書きます。
①ある機関での、ある手続きについてネットで調べました。
ですけれど、どうしても納得しきれませんでした。
あることが、できるか・できないかを確認したかったのですが、
ネット上での情報では「できない」っぽいけど、私としては「できない」と断言できるだけの確信がもてなかったのです。
その機関に電話で尋ねました。
担当者の方は、こともなげに、
「あ、それは○○ですよ。できますよ。ネットには載せてませんけど。」
ですって。
電話して良かった!
・・・と、ガッツポーズ♪
②大阪に住むある人が、ゆかりのあるA県b地域の食事を味わえる店に行きたいと言いました。
その希望をかなえるべくネットで検索。
だけど、A県料理のお店はあっても、b地域限定となるとヒットしない。
私は大阪の某主要駅の観光情報の案内センターに行って尋ねてみました。
窓口の担当の方は、
「お調べしますね」
といって、
キーボードをカシャカシャやって、
結果、
「検索したけど出てきませんでした」
以上。
え~⁉
それで終わっちゃうの?
それって私と同じレベルじゃない?
なんか、ほら、もっと、独自ルートの情報とか、何かないの?
なくても、
例えば、
・県人会に訊いてみる
・A県の観光課に問い合わせる
・b地域の観光課に尋ねてみる
・A県の飲食業界の協会のようなところを探してみる
・旅行会社に情報を求める
…とか、何かしらの手を尽くしてよ~
だって、そちらは「観光に関する情報案内のプロ」だと思ってこっちは頼ってるんだから!
・・・とガッカリ。
上記①②のほかにも、
ネット上では予約不可となっていたけど電話したら予約できた
とかそういうこと、ありますよね。
社会福祉士としましては、
なんとしても
①で肝心の情報を逃さないように、
②のようにガッカリさせないように、
と思います。
ネット検索で得られる情報以上の質感あるものを提供できること、
ネット検索では得られない情報を入手できるネットワークを持っていること、
ネット検索だけに頼ることなく柔軟な発想で情報収集できること、
…などなどはAIには(今は)できないことで、いわばソーシャルワークそのものだと言えるんじゃないかなと思っています。
本日は以上です。
今日も気持ちの良い一日を!
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
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