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独立型社会福祉士が有料相談について考察する。①分けて考えよう。

社会福祉士の有料相談について、フリーの社会福祉士である私の考えを少しずつお話ししていきます。まずは「分けて考えよう!」です。


社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。

独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。


さて。

昨日の記事の、

最後に書いたとおり、

社会福祉士が目の前の方から
相談料金をいただくことに対して、

・後ろめたい
・自信がない
・困っている人からお金をもらうのか

・・・などなどの
お声が届きます。

昨日の記事にコメントをいただいて、
その返信にも書きましたが、

社会福祉士の有料相談を考える時、

「しくみ」と「価値」は
分けて考えたほうが良いです。

それをごっちゃにするから
話がややこしくなるんだと思います。

説明します。

例えば、その
困っている人からお金をもらうのか」
なのですが、

それが
「経済的に困っている人」
だとした場合、

私はその方から相談料はいただきません。

そのことと、

私の相談が有料であること

別問題です。

つまり…

①払えない人がいる→どうすれば良いか(しくみ)
②社会福祉士である私の相談料→いくらに設定しよう(価値)

…ということ。

①と②は分けて考えたいんです。

例えばなんですけど、

病院で、

「病気で働けない人から治療費をとるのか!」

と怒ってる患者や、
疑問を呈している医師は
いないですよね?

いくら病気で働けなくて大変でも、
それを治すにはお金がかかるということを、
患者自身・医師自身が認識している。

つまり世の中全体が
治療】という専門サービスの「価値
を理解し、納得しているということ。

とはいえ、
病気で働けない人が治療費を支払うのは大変だから
その負担を軽減する制度がある。

これは「しくみ」。


・・・話を社会福祉士に戻します。

社会福祉士の相談が無料なのは、

無料で相談できるしくみ

があるからです。

相談そのものが
「お金を払う価値がない」
のでは決してない。

フリーの社会福祉士である私は、
そのしくみの外にいます。

だから目の前の方から相談料をいただきます。

なんだけど、

その人が相談料を払えるとか、
払えないとか、
あるいは誰かが代わりに払ってくれるとか、

そういうこと(しくみ)と、
私の相談料をいくらに設定するか(価値)は
関係なくて、

それはそれ、
これはこれ。

払えるか払えないかという相手の事情(しくみ)と、
社会福祉士の相談の値段(価値)は
分けて考えたほうが良い

・・・と私は思っています。

…って、
あ~、やっぱり文字で表現するの、
難しい!

今日は、
長いことずーっと
頭の中でコネコネしていたことを
勢いで文字にしてみましたが…

やっぱりこれって
zoom会とかで話したほうが
しっかり伝わるような気がする…

…けど、
もう一回くらいは書いてみよう。

次のテーマは、
「後ろめたい」
「自信がない」

です。


本日は以上です。



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を出版しました。

ぜひ手にとっていただけると嬉しいです。
ことばを選ぶのはとっても楽しかったです♪
イラストも私が描きました(*^^*)


今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)

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