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これでいいのか?ソーシャルワーカーの残念でもったいない自己紹介(の指示)。
福祉教育者テリーさんの自己紹介にまつわる記事にとても賛同した私。
「せっかくの自己紹介がふんわりしすぎている人がほとんどで、つながりを広げるきっかけにならないのはもったいない」という(ご自身が「毒舌回」と書いておられるとおり、表現はもう少し辛口の)テリーさんのご意見、まったくもって同感です。
その記事を拝見して数日後。私もこうして「自己紹介」について投稿するに至る自己紹介エピソードを体験することとなりました。何があったかと言いますと…
私は先日、所属する職能団体が主催する研修に参加しました。オンラインではなく対面の集合研修です。
グループワークがありました。
グループでまず最初に自己紹介をする手順です。
が。
その自己紹介には「指定」がなされてました。
なんと、自己紹介は、
「支部と名前のみ」
ですって!
時間短縮のためだとは思うけど、いや、でも何をしてる人かもわからない自己紹介?
せっかくの対面で?
せっかく同じグループで意見を交わすこのご縁を、所属支部と名前だけで素通りしちゃうの?
と私はさっぱり腑に落ちませんでしたが、とはいえ、そういう指示ですから、私は忠実に、
「豊能支部の柳田明子です」
以上。
せめてもと思ってフルネームで名乗ってみましたけれど、いつもの「フリーの社会福祉士」は封印。「2001年開業」ももちろん出番なし。noteのことなんて論外です。
もどかしい!
これ、本当にソーシャルワークをなりわいとする職能団体の研修なの?
ソーシャルワークの基盤ともなるネットワークを広げるチャンスをみすみす失ってません?
「支部+氏名」に「仕事(所属など)」を追加したとて、「■■の○○で△△をやってます」や「フリーの社会福祉士です」はわずか10秒もかかりません。6人で1分です。この1分は大きな価値をうむ1分だと私は考えます。
私のグループは私を除いて7人でした。そのうち2人は私の以前からの知り合いでしたので、残る5人が初対面。私はその5人がどの領域で何をなさっている人かを知らないままです。彼らも私が独立型社会福祉士だとは思っていないでしょう。
もったいない!
ネットワークが広がらないのは言うまでもありませんが、グループワークも、お互いどんな仕事に日々従事しているかを知ったほうが奥行きがでると思うんですけどね…。
(もちろんどこまで自己紹介で開示するかは人それぞれですし、その職能団体が研修を主催され、担当の方々がその準備や開催にご尽力くださっていることには心から感謝しています。)
本日は以上です。
今日も良い一日を!
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
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