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私は決まる前から決めていました。そんな私は決めることのお手伝いをしています。

どういうこと?と思われそうなタイトルですね。今回の出版と、私が独立型社会福祉士としてお受けする相談を例に、【決める】ことについてお話しします。


社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。

独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。


さて。

12/1に『ただなぞるだけの本。』(文芸社)を出版した私。

それは文芸社の出版相談会に足を運んだことから始まります。その出版相談会は忘れもしない今年の1月19日。

その時まで、
何も決まってませんでした。

決まってないどころか、
どうやったら本が出せるのかも
まったく分かりませんでした。

だけど
私は決めていたんです。

私は
いつかこんな感じの「なぞる本」を出す
と。

何ひとつ決まってない時から
「なぞる本を出す」ことを
決めていたんです。

だから私は、
何も決まってない時から
せっせと「ことば集め」を
していました。

いつか来るその日のために。

いつかその日が来た時に、
すぐに取り掛かれるように。

そして本当に
その集めていたことばたちが
本になったのです。

【決める】って大事です。


私がお受けするご相談の中に、

社会福祉士の女性からの

「親の介護のために仕事を辞めてしまったけれど、復帰したい。だけど不安」
「子どもが○○だから仕事を辞めたけど、
復帰したい。だけど不安」
「家庭の事情で仕事を辞めたけど、
独立スタイルで仕事したい。だけど不安」


といったものがあります。

もう一度社会福祉士の仕事をしたいけど、
でも
こんな場合はどうなるか、
こういう時もあるだろうし、
そういえばこんな可能性もあるし、
仕事、できるかなぁ…
やっぱり無理かなぁ…

というご相談です。

これは例えるなら、

どの飛行機に乗っていいか分からずに
飛行場の中を、
あっちでもない
こっちでもないと
ぐるぐる歩き回っている状態です。

なぜ、
どの飛行機に乗っていいか
分からないかというと、

行き先が決まっていないから。

行き先さえ決まれば、
どの飛行機に乗るかが決まります。

北海道に行きたいなら北海道に行く便に、
沖縄に行きたいなら沖縄に向かう便に、
アメリカに行きたいならアメリカへ発つ便に、

・・・乗るだけ。

あるいは、
飛行機じゃなくて船で行く
車で行く
電車で行く
と別ルートを選ぶこともできますね。

行き先さえ決まっていれば


私にご相談くださった方の声に、

「今すべきことが見えました」
「したいことに気がついた」
「まず何をするかが分かりました」


というものがあります。

これはつまり
「行き先を決めることができた」
ということだと思います。

再び飛行場で例えるなら、

どの飛行機に乗ってよいのか分からずに、
飛行場の中をぐるぐる歩き回っていたところ、

私を見つけて
ちょっと
椅子に座って話をしたら、

行き先が分かって、
搭乗口に行けた

あるいは、

そこに行きたいなら
飛行機じゃなくて
電車の方が良いと気が付いた

とか

行くのは来年にする

とか

そんな感じ。

私が、

どんなルートかは見当もつかないけど、
とにかく行き先は
「なぞる本を出す」
決めたように、

もし、まず

「行き先を決める」

ことが必要な人がいて、

だけど
それが一人で考えていても
なかなか定まらないのだとしたら、

私は相談を通じて
その「決めること」の
お手伝いをしてきたし、
これからもしていきたい

・・・と、

私が決めた行き先の結果(=本)を手に、
改めて思ったことでした。


本日は以上です。



★2024年12月1日に
『ただなぞるだけの本。』(文芸社)
を出版しました。

ぜひ手にとっていただけると嬉しいです。
ことばを選ぶのはとっても楽しかったです♪
イラストも私が描きました(*^^*)


今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)

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