アンケートを書いただけなのに

はじめに

皆様こんにちは、この記事を見ている方で街頭アンケートに答えたことのある方はいるでしょうか?
携帯電話をどのキャリアを使っているか、仕事はどのような職業なのかといった様々な物がありますが大抵の人はアンケートに応じるかスルーするかと思います。
アンケートには最後の方に自分の個人情報(自分の名前・住所・携帯電話番号)を記入する欄があります。
この欄を書くとどのような結果になったかを書いていきます。

アンケートを求められて

私が被害にあったのは5年前の東京の某電気街がある駅前です。
通勤帰りにふとその街によって帰宅するときにゲームセンター近くの駅出入り口に一人の身なりのいい30代後半ぐらいのサラリーマンに声をかけられました。
男「忙しい中申し訳ございません、アンケートに答えれてもらえるでしょうか?」
私は当時、上京したばかりということもありただの生活アンケートかなと軽い気持ちでアンケートに答えました。
しかし、アンケートに記入しているうちに少し違和感を覚えたので偽名と電話番号を書いて終わり帰宅しました。
帰りの電車んの中で偽の電話番号を書いたつもりが本当の電話番号を書いてしまったことに気づいたときにはもう遅かったのでした。

謎の電話

アンケートを答えて2か月後の休日、私のスマホに一本の着信がありました。見慣れない番号は出ない主義なのですが仕事上の関係で登録してない端末から着信が来ることもあり電話に出てしまいました。
電話の相手は20代くらいの若い男性の声でした。

※ アンケート電話の人間は男A、男Bなどで表記します。

私「もしもし、どちら様でしょうか?」
男A「もしもし、すみませんこの前のアンケート会社のものでして、不動産投資のお話をさせていただけますでしょうか。」
とよくある勧誘電話の文言を並べてきたので「結構です」と電話を切ろうとしたところ、男Aはまくしたてるように話を続けてきました。

男A「いえ、そんな時間は取らないんで(怒気強め) まぁ、落ち着いて家の近くでも話しませんか?お家はどの辺に?」

私「家は◯◯◯◯(最寄りの1個次の駅)ですけど……」

男A「かしこまりました、ではそちらに伺って資料をお渡し……」

と突然、最寄り駅まで聞き出して直接訪問しようとしてきたので恐怖を覚え「いえ、結構ですので!」と強めな口調で答えて電話を切り着信拒否にしました。

着信拒否にしたので大丈夫だろうと安心してその日からも普通に過ごしたのですが終わりの始まりに過ぎませんでした。

着信拒否したのに

強め勧誘電話から2週間後、今度は違う番号でかかってきました。この頃から知らない電話番号はいったんネットで調べて出る形式を取りました。
その番号は知らない番号でしたが仕事先の可能性もあると思い電話に出てしまいました。

私「もしもし、どちら様でしょうか?」

男B「もしもし、アンケートのもので〜」

私「いえ、そんなアンケート知らないですよ」

アンケートのことを知らないフリして通そうとすれば大丈夫かと思いやり過ごそうとしたら

男B「◯◯◯◯様(私の名字)でお間違いないですよね?嘘は良くないですよ(怒り気味)」

その名字は確かに私のものでした。偽名を使いましたが本名に近しい感じだったので誤魔化しが効かないのと相手の口調が強いのとで認めざるを得なくなってしまいました。
その後も押し問答の末に電話を切り着信拒否しました。

しかし、私が実家に帰省するまでの間に少なくとも3回はアンケート絡みの電話がありました。

帰省したのに

帰省して1年後、電話が来ることなく何気ない生活を送っていると1本の電話がかかって来ました。
もう、仕事も変わっていたし実家なので登録していない電話番号はスルーしていたのですが買ってきたのが昼寝から目覚めたばかりだったので思考能力が鈍ってしまい電話に出てしまいました、

私「もしもし、どちら様でしょうか?」

男C「私は◯◯◯◯株式会社のものです。失礼ですがお時間よろしいでしょうか?

私「知らないです、時間もあるので失礼s」

男C「◯◯◯駅のアンケートの会社のもので」

(この時点で察して電話を切ろうとする)

男C「いやいや笑切らないで聞いてくださいよ。不動産資産の話に興味はありますか?」

私「いえ、金もないし興味無いです。それに私は都民では無いので失礼します」

男C「いえ、大丈夫です笑 実家はどちらですか?」

私「長野です(違います) 、田舎なので関係ないのでそれでは」

男C「私も長野なんで大丈夫ですよ〜それよりさっきからなんで話を逸らしたりするんですか?そんなに及び腰だと人生うまく以下略」

と何故か強めな口調で説教されました。
続けて実家の方まで来るかもしれない恐怖や着信拒否してもかけてくる執念深さに恐怖して電話を切り着信拒否しました。

いままではそこで終わりでしたがこちらも対応することにしました。

消費者センターに相談

あまりにもしつこいのと個人情報がこのように使い回されていることに怒りと恐怖を覚えて先程の男の電話からすぐに消費者センターに相談しました。
ことの次第を全て消費者センターに報告しました。
相談センター「かしこまりました。しかし、こちらでは対応を検討しておきますが今現状、何もできません。しかし、着信拒否のままでしておいて下さい。後、知らない番号は絶対に出ないでください」

と言われました。私は言われた通りに着信拒否をしていままで知らない電話番号は無視をして調べてからかけ直すことにしました。

あれから3年、例のアンケート会社から電話が来ることはありませんでした。

アンケートに出くわしたら

もし街頭アンケートを答えるように言われたら

偽名と全く知らない番号を書く(もしくは書かない)

・アンケートを無視する

・もし、書いたとしても直ぐに電話を切り着信拒否をして消費者センター等の公的相談窓口に報告する

・個人情報は書かない

を守ればトラブルにはならないと思います。
無闇に個人情報を相手に開示するのはかなりリスクの高い行為なのでアンケートといえど個人情報はしっかり守りましょう。

アンケートを求めてくる人

アンケートを求めてくる方は基本的なタイプがあります。

①身なりがきちっとして清潔感あるサラリーマン

②OLの女性

③大学生

が多いと感じました。

私がアンケートを求めたのは①のタイプでした。
普通に仕事をしている優しそうなどこにもいるサラリーマンでした。

アンケートは知らない人に個人情報を書かせるリスクが高い行為なので変な見た目な人や口調や態度の悪い人にはやらせないのと考察しました。

※ もちろん、その限りではありません。


電話をかけてくる人

反対に街頭アンケートを応える人は優しい人が多い印象ですが電話をかけてくる人は対照的に最初は大人しいですがいきなり口調が荒くなり説教をしてきます。

同郷と言ったり自分と同じ環境と言って相手を信頼させようとしてきます。
無論、全部嘘なので言葉巧みに相手を心配させるのが手口です。

相手が渋ったり切ろうとすると口調を変えて責めたり悪い所を上げて説教してきます。

だいたいが男で20代くらいの若い男性が多い印象でした。



最後に

もし、街頭アンケートを求められても個人情報を絶対に記さないでください。



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