関ジャニ ∞ って最高で最強 〜8BEAT 配信ライブを初めて見た感想②〜

先日上げました①の続きでMC以降の、ライブツアー「8BEAT」のセトリや演出のネタバレを含む感想です。現地に行ってない、配信を見れていない、円盤待機の方でネタバレが無理!地雷!という方は、このページを閉じてください。



16.友よ
安田さんが座ってギター弾き語り。4人のメンバーは立って歌唱。新生・関ジャニ∞といえばこの曲という印象が強くあります。以前、関ジャニ∞ANNを大倉さん以外の4人でやっていた時に弾き語ってくれたことを思い出しました。やはりそしてこの曲は良い。歌詞がすごく刺さるのですが、関ジャニ∞さんが歌うとその歌詞に説得力が出る。これは楽曲を自ら作らないことが多い「アイドル」の強みなのだと思います。

17.ambitious japan (TOKIO)
バックについている関西発のJr.のグループAmBitiousが歌って踊る。さらにはアクロバットができる。キレキレバキバキだったのでこれからが気になる…と思いながら、後輩にしっかり見せ場を作る先輩に惚れますね。

18.Let me down easy
絵音サウンド(敬称略)が凄すぎてアルバムを聴く時この曲から離れられなかったです。絵音さんありがとうございます。LEDモニターの真ん中に5分割のBOXが!という時点で、「そのLEDモニター分割できるん⁉」と異空間を感じました。そのセットすごい。大倉さんのグラサンに殺められた。BOX内のカメラ?と見せかけてステージに登場した時、ええ!ってなった。そのセットすごい。(2回目)関ジャムの時も思っていたけれど、やっぱり横山さんはエフェクト映えするお声の持ち主だなと改めて感じました。

19.浮世踊リビト
パッチアッパーズのコンサートのやつだ!ここでやっと予習が生きる。(遅い)この曲のハモリが好きなんですよね。レミダンからの流れになるほどと頷きたくなった。どんどん覇者感が生まれるというか、何かその、裏稼業臭が...。するような気がする…。丸山さんの笑っているようで笑っていない感じにただならぬ空気を感じて、曲の世界観に入り込んだ表情になっていくのがとてもすごいなと思いました。

20.稲妻ブルース
裏稼業感の着地点。覇者でした、何かの。ガラの悪い兄ちゃんとかではなく、しっかりボス感を醸し出せる5人の姿に眩みそうでした。もし街中でこんな人たちと目が合ったら逃げます。ドンバンの繰り返しのところ、よくミスならないよな〜と個人的に思っています。このあたりから特効(スモーク/炎/火花)が容赦なく連発されてて印象に残りましたね。

21.ブリュレ
この歌詞好きなんですよ。未熟なのにその先に行きたがる、なのに優柔不断な感じ。振り付けは屋良さんとのこと。eighterの皆さんから根強い支持を受けているらしいのも納得です。思いがけずブリュレ〜♪からの最後のキメまでの流れが私は大好きです。最後のダンスのキメが好き。

22.赤裸々
それはアブナイ恋なのか。それとも...。レミダンから始まり、オトナでキケンな香りが漂うブロックの締めがこの曲というこの流れが私を乱れ打ちにしました。このブロック好きだな...。ここの流れ丸山さん最高だった。何か迷うようで達観したかのような表情の作り方に曲の世界に惹き込む力を感じました。本当に丸山さんスゴイ、表現者とはこのことかと思いました。この時の安田さんが今までと違った雰囲気を纏っていて(アブナイ男の人みたい)今までのは何だったのかと思いましたね。


暗転、映像へ
5人の行く手を阻む壁。壊そうとする5人。
これは、関ジャニ∞さんが掲げているRoad to ReLIVEになぞらえているのだろうか。彼らの道を阻む壁、人数構成が変わりバンドや歌の構成含め今まで以上に努力することが増えただろうし、コロナという超えられない壁もあったと思います。それらの壁を彼ら自身で壊し、そして道が開ける。そんなメッセージを私は勝手に感じていました。そして、それぞれのメンバーの皆さんが持っている武器が違うということも、彼らがそれぞれに磨いてきたエンターテインメントを象徴しているのかな、それぞれの個性を表現しているのかなと思いました。

23.8BEAT
彼らにしかできない、至高のインスト曲。横山さんが遥か高い所からトランペットを鳴らす。伸び伸びとした芯のある音。1人で最初鳴らすのは緊張でいっぱいになりそう。安田さんのギターは言わずもがな最強。足を掛けてかき鳴らすギターがカッコいい。丸山さんのベース、彼は器用すぎる。スラッと弾いているけれど、難しそうなフレーズが幾つかあると思う。一般的にキーボードが目立つことは少なくて縁の下感があるけれど、村上さんのソロは最高ですね。大倉さんのドラムは気持ちよさそうで、楽しんでるんだなって思いつつ演奏が抜かり無いのが半端ない。あと、ここにきてセットがあああってなりました。なにやってんの、どうなってんの⁉ってなりました。セット転換という概念が変わりました。18.Let me down easyでは「LEDモニターが、横に分裂…?」ってなったのに「縦にもいけるのか‼」となりました。

24.NOROSHI
個人的に受験期よく聴いていました。この曲における横山さんのトランペットが好きです。スカッとする。ベースから始まる曲が一般的にも少ない中、丸山さんが技術と魅せ方でカッコよく仕上げてしまうところにズルい!とまんまと引っ掛かってしまう。安田さんの表情と歌唱、村上さんの乱れ煽る姿、大倉さんが歌いながらドラムを叩く姿(普通は無理)にやられる。

25.象
大倉さんのドラムソロプレイから。私は心から大倉さんのドラムが好きなんだなと思いました。楽しそうに、でもどこか最後の力を振り絞るかのようにドラムを叩く彼の姿は本当にカッコいい。高橋優さんの楽曲提供曲。(DJ金子MIXが個人的に好きだった) ドラムが鬼のように忙しく動くこの曲。メンバー各々が、歌詞なのにセリフのように音に乗せるため、感情が透けて見える。見る方も力が入るようなステージでした。炎の演出が好き。

26.言ったじゃないか
丸山さんのめちゃめちゃにファンを愛している最高の煽りからスタート。だから、なぜ関ジャニ∞さんの恋愛ソングは報われないのか(2回目) バンド曲の中でもメッセージ性というよりも楽しめる曲をここで持ってくる繋ぎ方にスゴいと感嘆。

27.勝手に仕上がれ
OKAMOTO'Sさんの提供だったはず。言ったじゃないかから続き、盛り上げの1曲。ファンの皆さんの事前収録の声が聞こえてきて、何故か涙しそうになりました。 あったかい声援(C&R)を受けながら歌う彼らの姿、ファンの皆さんが一番観たかった姿だったのではないでしょうか。

28.LIFE〜目の前の向こうへ〜
彼らがバンドとして活動する意味や根源、この曲に全て詰まっているんだと思いました。バンド曲の中で、激しさや楽しさではなく、一番あたたかく優しさのある歌声を聴けたと思います。すごくすごく、沁みました。歌詞の1つ1つの意味を拾うと、彼らがファンの皆さんと約束をしているかのようなそんな1曲だったなあと思いました。

【挨拶】
村上さん
感情を隠すのが得意そうに見えて、一番できない人なんだと思いました。司会などをしているから器用なイメージがありましたが、こんなに熱い人なんですね。彼が涙を堪えながら伝えたかった想いは、並大抵のものではないのだろうと思います。関ジャニ∞を守る決意、ジャニーさんへの想い、コロナ禍で思うようにならなかったこと。全てを昇華したくても出来ない気持ちがなだれ込んできました。彼の言葉は、心にそのまま流れ込むんですね。

丸山さん
ただ、ただ、ファン想いの人。ダルマのゲン担ぎの話にはピュアな彼の想いが溢れていて、こんな無償の愛をステージで見せてくれるんだ、と天性のアイドル力を感じました。ジャニーズだからこうなんです、ではなくて丸山さんだからジャニーズなんだと思いました。配信で見ているファンの方、見れていないファンの方、現地のファンの方、という全員に愛を届けてくれる姿は凄いなと思いました。

安田さん
拍手をもう1回と言って、声を出せないeighterの皆さんの拍手を全身で浴びようとする姿に、本当にステージに戻ってきたかったんだなって改めて感じました。過去にラジオで彼が話した言葉に、とても救われたことがあったのですが、それは彼が丁寧に言葉を紡ぐからなのだと思います。彼がCOVID-19という言葉を使うのは、簡単に呼びたくないから、簡単に片づけたくないことなのかな、そう勝手に思いました。

横山さん
最年長であるからか、終始落ち着いて話していたように見えました。その中でも、「関ジャニ∞で良かった」という言葉には熱が、力が、あったように感じて、彼の熱い真髄のようなものに少し触れたような気がしました。カッコよくいたいという気持ちは、何かと比べてなのだと思います。それはきっと過去の関ジャニ∞自身に、過去の横山さん自身に。そう勝手に感じられた挨拶でした。

大倉さん
一番俯瞰しているというか、自身すらも俯瞰しているような気がしました。6人の時、7人の時と言葉をつなぎ、ああそうだよなと思いました。ずっと応援している方からしたら、8人時代、7人時代、6人時代の関ジャニ∞を思い出したり恋しくなったりすることがあるのだろうなと思います。そんな感情を持ってても良い、と言い切れる大倉さん自身は、一番の関ジャニ∞ファンなのかなと思います。関ジャニ∞の明るい未来を見据え、その未来への光をファンの皆さんにも見せてくれているような。そんな挨拶だったと思いました。

29.キミトミタイセカイ
関ジャムで特集を見て、チャレンジな1曲だと心から思っていました。考えてみると、私が関ジャニ∞というグループにしっかり興味を持ったのはこの曲がキッカケでした。「みんな忙しいのにボイトレとかしたの⁉」となったやつです。男性キーにしては高い難曲。5人で歌っているとは思えない声域のハーモニーは力強さを感じられました。関ジャムで観ていた時には想像できないレベルにまで上がっているのではないでしょうか、私は何目線なのだろうと思いながら。ただ、キー的に難しい部分、挑戦している部分もあるからか、不安定感は否めないと思います。これから、この曲を歌うたびに進化が楽しみになりますね。


アンコール
1. 関ジャニ∞ on the STAGE
関ジャムの特集で大笑いしながら観てた曲。あるあるを全て詰め込んだ1曲とのことなので、eighterの皆さんはより楽しめるのだろうな...。Jr.の皆さんが再現してくれるの凄く良かった。塩対応、と歌詞で言われているのはおそらく、大倉さんと横山さんのことだと解釈しているのですが、横山さんはそんなことなくないですか…?丸山さんを基準に考えると塩対応なのか…。銀テープからの歌い方が皆さん情感がすごくて、ああ普段のコンサートでも本当にそう思ってるんだろうな...と思いました(笑) 古田支配人が涙したのも凄く分かります。

2.ズッコケ男道
ここにとっておいたのか!ってなった曲。各々がファンサしている姿を見て、声にならない声が出ました。丸山さんハンパがない。ファンに対して容赦がない。丸山さんのファンの方は崩れ落ちないの...??と疑問に思いました(笑) ピースして!みたいなTHEファンサみたいなものではなく、ギャグ的な、笑えるうちわを作っている方がいるのか、時々メンバーさんが「えっ⁉」ってなって笑っていたのが面白かったです。何て書いてあったんだろう…。

3.ココロに花
城島リーダーさんの愛ある名前の作詞、歌詞の字幕で大きく表示されていて☺️となりました。ここでも各々のファンサが光り、安田さん丸山さんのハイペースファンサにちょっと眩みました。大倉さん、終始慈愛に満ちた顔というか、ニコニコしてて、この空間を噛みしめているのかなと思いました。ファンの皆さんのこと、本当に愛しているのだろうな…。

【ラスト】

村上さんが、Jr.の皆さんや配信を見ているファンの方、「信五LOVE」のお兄さんに、ジャニーさんに、関ジャニ∞に、全eighterに拍手を求めているところ、素敵だなと思いました。彼は生粋のジャニーズで、生粋のエンターテイナーで、生粋の関ジャニ∞なんだと思います。

最後、横山さんが掛け声で締めるときに謝り続けるくだりに、笑ってしまいました。でも、全員の身長が同じではないのにも関わらず頭を下げた位置が一緒になるところに、ここまで一緒にやってきた仲間だから揃うのかなとかと思いました。
『最高で、最強の、関ジャニ∞』
ヒュー!という掛け声、リアルタイムで実際の歓声を聞きたかっただろうなと思いながらも、このシステムを生み出してくれた誰かに感謝したくなりました。無音だったら寂しい。「最強の」と言う時の横山さんのお声、とてもあたたかくて、とても優しくて、とても甘い声だったのが印象に残りました。最後まで花道に繰り出してファンサをする丸山さんを始め、本当にファンの皆さんのことを愛している関ジャニ∞さん5人の姿がカッコよかったです。

【私なり、コンサートを見て思ったメンバーの皆さんについて】

横山さん→キメるところでバキバキにキメてくる方。それをさらに無意識でやっている。バラエティー(ヒルナンデス)と絶対零度の山内さんのイメージがあったのですが、こんなにアイドルスマイルが似合う人なんだと思いました。本当に愛しい人へ向ける笑顔みたいな感じ。トランペットもギターも、努力で手に入れたものなのだから本当にすごいと思います。尊敬しています。

村上さん→噂で「ステージの上の村上さんはスゴい」と聞いていたのでまだ耐性があったと思っていたのですが、普段TVで見ている姿とのギャップがえぐい。踊りのしなやかさ、誰よりも感情のなだれ込む歌い方、キーボードを煽りながら弾く姿。多分だけれど、ファンがどうしたら喜ぶか知っている。だからか、時々「これだろ?」というドヤ感があったのが失礼かもしれないけれど可愛らしかった。

丸山さん→サタプラ、ぬ~べ~のお兄さん、着飾る恋のはるちゃん。意外にも丸山さんを見ている時間が多かった、はずなのに。私が知っていた丸山さんは幻覚…?私は個人的に一番「表現者」だと思いました。彼は楽曲の進行と歌詞に合わせた表情を繰り出す天才なのだと思います。それと、とにかくファンを愛している。やはりベースがかっこいい。村上さんに引き続き、ギャップがえぐい。

安田さん→音楽を、ステージを、ファンの皆さんを愛している人。ふわふわした柔らかいイメージがあったのですが、とてつもなくキレキレなアイドルでした。ギターを弾くと、やはり音楽への楽しさが勝つのかなと思う。のめり込む感じだったのが印象的です。ダンスは手先足先までに表現を込めているように見えました。ステージ上だけでも、いくつものギャップを生み出していると思います。

大倉さん→ドS刑事・モンテクリスト伯・窮鼠はチーズの夢を見る・知ってるワイフなどお芝居を見る機会が多い方なので、「クズな役に愛されている役者さん」というイメージでした。ステージ上の姿が想像できなかった。ですが、オーラがすごかった。長身というのもあるのか、ダンスがとにかく映える、ターンのキレがスゴい。安定感があるドラムはさすがです、歌いながらドラム叩けるのに改めてすごいと思いました。


ラストまで見て、翌日まで余韻が残っていました。ファンでもないのに、こんなに楽しませてもらって良いのだろうかと思いながら。個人的には「18.Let me down easy~22.赤裸々」のブロックが大好きです。そして、このブログやTwitterに書き散らかした駄文を見てくれて、いいねやRTをしてくれている方の数に驚きました。こんなにリアクションを貰って、改めて関ジャニ∞さんには素敵なファンの皆さんに囲まれているんだなと思いました。バンド、アイドル、ジャニーズ、自らの個性豊かなエンターテインメントを追求していく姿はこれからも沢山の人を魅了するのだと思います。私も魅了された1人です。関ジャムは、彼らと出会えた番組で感謝しかないのですが、時々ハッシュタグで検索すると、グサっと刺さる言葉に出会います。「(他ジャニーズのグループ名)にもこんな番組をやってほしい」という言葉です。個人的に番組のファンなだけですが、私にとっては、彼らしかありえません。番組を通した楽器などのスキルアップ、新たな知識に目を輝かせる姿、錚々たるアーティストと対等にセッションできる楽器の技術。彼らにしかできない、彼らだから選ばれたのだと思います。

ここまでお付き合いありがとうございました。友人のeighterには、「(本名)のツイート、私のTLまで回ってきたんだけど、ウケる(笑)」とLINEが送られてきました。ウケるな。これから、私は関ジャニ∞さんの歴史を辿る旅(という名のDVDやCDを買う活動)に出たいと思います。初心者にオススメの、彼らを知るにはこれ!というようなコンテンツがあれば教えて頂きたいです。これはもはやファンなのではと思います。ただ、ファンクラブに入るほどの覚悟とお金がないので(バイトしなさい)しばらくは強火お茶の間ファンでいたいと思います。友人eighterから借りた「8UPPERS」の分析というか感想もそのうち出そうと思っていますが、いつになるのやら。最後に個人的に行っている「ジャニーズのコンサートに関するアンケート」にお時間があればご協力ください。コンサートを分析するのが私の特殊な趣味なので…。


本当に最後までお付き合いして頂き、ありがとうございました。また私が文字を認める日には、ここで逢いましょう。

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