【中国軍事動向】「潜水艦キラー」の927型音響測定船就役か:湖北武漢・武昌造船所
米国の衛星画像分析の専門家HIサットン氏は30日、湖北省武漢市の武昌にある造船所埠頭で最近927型音響測定船を就役させたと指摘した。
日本の海上自衛隊も音響測定船を保有しており、1番艦の「ひびき」に続き、「はりま」、「あき」と3隻ある。「あき」は3月4日に就役したばかりである。
海自の音響測定船「あき」
中国海軍はこれまで3隻の927型音響測定船を建造しており、最近就役したものは去年、武漢市の武昌で進水しており、その後ずっと埠頭に停泊していたという。
中国のネットに表示されている927型音響測定船の状況は以下の通りだ。
天璇星(780)黄埔工廠 2017年6月 進水 2018年就役 南海艦隊所属
天璣星(781)武昌工廠 2018年3月 艤装中? ※璣=キと読むらしい
瑶光星(782)武昌工廠 2018年6月 艤装中?
927型音響測定船は排水量が5000tで全長90m、幅30mで米海軍の音響測定船のインペッカブルと似た、双胴船となっている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?