2024/7/21【練習24回目】
冷房を最強にしても暑い体育館。各所で熱中症で体調を崩す人が続出していますね。今日のウォーミングアップはマット運動から。前転、前転開脚、後転、後転開脚、後転逆立ち、逆立ちなど。大人も参加しましたが数十年ぶりのでんぐり返しにアタマがクラクラ。子どもたちも得意不得意がはっきり出ていました。
スポーツで重要なのが自分の体をいかに思い通りにコントロールできるか、ということ。巧緻性とも言われますね。ドッジボールで投げる、サッカーで蹴る、ランニングで走る、頭で考えなくても「なんとなく」は形になります。ただ、「なんとなく」で体を動かしている場合、正しい綺麗なフォームになっていないことがほとんどで、速い球が投げられない、遠くまで蹴れない、早く走れない、ということになります。
これを克服していくためには「頭で考えた動きを正確に体で表現する」「動きを言語化して客観的に捉える」ことが必要になります。運動があまり上手でないという子はマット運動やキャッチボールなど簡単な動きからでよいので、2つの事を意識しながら運動することで巧緻性が確実にアップしていきます。
先週に引き続きパスの精度を上げる練習を。スーパードッジボールのコートサイズに合わせて4人がパスを回していきます。全員で20回/5周のタイムを測り自己最速を目指していきました。
ただパスを投げるのではなく、何を意識してパスを投げるか/受けるかを考えることで自己記録を更新出来たグループが続出しました。
スーパードッジボールは確実に攻撃側が有利なスポーツです。20秒間に1度アタックをするという以外は攻撃側に制限はなく、相手を崩したうえでアタック勝負が出来るからです。もしそのアタックをキャッチできたのであればそれは守備側のスーパープレイ、称賛されるべきナイスプレーとなります。
逆に攻撃側が最も犯してはいけない事がパスミスで相手ボールにしてしまうこと。自分たちに有利な攻撃側の状況をみすみす相手に渡してしまうことがいかにドッジボールでは致命的になるのか、この辺りの事をしっかり意識しているチームは強いし、弱いチームは本当にパスミスが多い。
低学年も動きがドッジボールらしくなってきました!3年生から頑張れば高学年になるころにはスタープレーヤーになれるかもしれませんね。練習回数は限られていますが1回1回の練習を大切に積み重ねていきましょう!