大東京カワセミ日記その54  2021年9月5日日曜 コーラと虹とカワセミと。

画像1 9月に入ったと同時に、気温が10度下がり、一気に秋になった。雨続きで、カワセミに会う機会がない。日曜日の午後2時、雨が上がった。図書館の本を返すついでに、自転車で。
画像2 その前に、隣の川の上流にあるコーラ屋さんに寄ってみた。なぜかマークがカワセミ。お店の人に聞いたら、「オーナーが、空飛ぶ鳥なのに水に潜っちゃう。その常識はずれのところを見習いたいな、ということでカワセミロゴになったんです」とのこと。お店は、もともと薬屋さんだったらしく、オーナーのおじいちゃんが営んでいたらしい。ちょっと薬っぽい苦味のあるコーラ、いけてます。「この川の下流に、カワセミ、いますよ」と話したら、お店の方、びっくりしていた。
画像3 いつもの場所にいつものお父さんカワセミ。お母さんは見当たらず。子育てに入ったのかな?
画像4 写真を撮っているのは、いつもとはちがうご老人の男性が一人。自転車で草野球の帰り道のおじさん、近所の子供たち。写真をとっていると、「え、なにがいるの?」「カワセミ」「ほんとだ!」「きれいだねえ」「昔、石神井公園で飛んでるのをみたよ」なんて世間話になる。声を出してももちろん逃げたりしない。なにせ向かいでは大声でみんな野球をやっているのだ。大都会のカワセミ、人の声でいちいちびくついていたら、生きていけない。
画像5 東京の川沿いは2階建。地下1階に自然があり、地上階に人の営みがある。
画像6 秋に入ると新しい昆虫たちが。うちのベランダにもやってくるクロアゲハ。
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画像10 下流の川で姿をみない、と思ったら、隣の公園に。こちらではカワセミ老人四人ほどが追いかけていた。が、カワセミはつれなく園内を飛び回り、老人たちを翻弄するのであった。
画像11 この庭園では落ち葉を1箇所にあつめて、堆肥にしている。落ち葉のゴミ捨てがいらなくなるのでコストダウン、肥料ができるうえ、なんとカブトムシやクワガタのかっこうの繁殖場所に。日本中の公園がこれをやったら、都会でも普通にカブトムシやクワガタがみられるようになるだろう。
画像12 お天気雨と虹が。

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