大東京カワセミ日記143 大食漢のメスと、見守るオス 20221218

日曜のお昼、いつもの川に寄ってみた。晴れた道沿いは買い物客がいっぱい。
声がした。メスが川に垂れ下がった桜の枝に。

こういう時は大体、餌を探している。

見つけた!

この後、垂直に飛び降り、魚を捕獲。そのまま下流の定位置の梯子に。

いつものご飯。大きな、スミウキゴリ。

と、橋を隔てた反対岸の梯子にはオスが。メスの声に反応しながら、じっとしている。

メスは10分ほどかけて魚を平らげる。


https://www.youtube.com/watch?v=ke5SFNxEvjE

その間も雄は、じっと動かない。


と、ご飯を食べ終わったオスのところにメスが飛んでくる!
オスは慌てて、さっきまでメスがいた側の橋の目の前の木の上に。メスも追いかけてくる。と、いきなりまた飛び込む。

メス、次のスミウキゴリをゲット! あの、さっき食べたばっかでしょ。

オスはといえば、メスを見下ろす位置からじっと動きません。

そんなオスの視線を気にせずに、ガツガツ食べるめす。すごい食欲。

と、橋の袂にきた、3人親子がいたので、「カワセミいますよ」と教えてあげる。「わ、すごい!」「こんな近くで見たの初めて!」「そっちでメスが魚を食べてます」「ほんとだ!」

ギャラリー増えたけど、気にせず食べるメス。

そんなメスを見下ろすオス。こちらからは2メートルちょっと。

メスが食べている間、オスはちょこちょこ移動する。上流のハシゴの上に。

ちょっと下流に戻って桜の枝に。


上流のハシゴの下に。

流石に2匹目。もう20分くらい格闘しております。

美味しかった!

オスはといえば、上流の木の枝に。ものすごく目立つので、あたりの人が気づく。
「わ、カワセミだ!」「逃げないねえ」「すごい綺麗」 大きなカメラを持っている人が連写し始める。

大東京カワセミ、ギャラリーいくらいても動じない。

この後、一回鳴いて飛び去った。彼は、ご飯を食べられただろうか。

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