大東京カワセミ日記その13 2021年6月5日 カワセミ家族大公開 元遊び人お父さん、かかあ天下のお母さん、超甘ったれの兄貴(引きこもり系高校生)、エビ捕り部員だけどはなはだしく才能にかける次男(運動苦手系中学生)の4人、いや4羽。

画像1 この6月5日は、ついにカワセミ一家が勢揃いした。まず朝一番で仕事に出ていた働き者のお母さん。下唇に赤のリップを派手に塗っているところからして、間違いなくバブル世代である。背中のラメの入った青いコートがバブル臭を醸し出している。パンプスもエナメルの赤である。どこで買ったんだろう。
画像2 で、これがカワセミ親父とダメ息子その2(弟)。実際は、カワセミの卵はいっぺんに6〜7個生まれるので、みんな同い年なのだが、なんとなく弟キャラなので、エビ捕り部中2の弟、ということにする。もちろん右側のぬぼーっとして、小汚い服を着ているほうである。いかにも中2である。エビ獲りの特訓を親父から受けているが全く才能がない。エビの代わりに葉っぱを拾ってきたりする。
画像3 こっちが兄貴である。親父を見上げているみてからに甘ったれ野郎である。ちなみに引きこもりである。こいつは餌取りすらしない。部屋にこもってずーっと鏡を見て、髪型いじっている。弟より色気付いている。が、絶対にモテない。こういう男子高校生、いるよね。で、親父は、といえば、母ちゃん同様のバブル世代である。なにせ着てるものが派手である。ときどきポンコツ兄弟の面倒がつくづく嫌になって「てやんでいちくしょう」(実際の声はちいっ)と鳴いて下流のどっかにいっちゃう。川沿いスナック街の行きつけの店で70年代歌謡歌っている。

いいなと思ったら応援しよう!