大東京カワセミ日記 202407 カブトとクワガタと小流域の都心。
カワセミの谷(都心の)に夏がやってきた。
カブトもクワガタも元気である。
トンボもカワニナも元気である。
子育ての終わったカワセミ夫婦は、同じナワバリで餌取りを繰り返す。
カワセミの谷は都心の小流域源流部である。
都市部で水害をもたらすのも、都市部で生物多様性を提供するのも、どちらも日本ならではの急峻な小流域地形。
都心の山手線内側の、小さな緑地でカブトムシやヒラタクワガタやカワセミが暮らせるのは、小流域源流の自然が保全されているから。
でも、同じ地形が、場合によっては、土石流災害のまさに「源」になる。
適切な森林保水を維持すれば、小流域源流部は地域の生物多様性の核になり、散歩の場所になり、こどもたちの冒険の場所になり、治水の要にもなる。
ちなみに今日は、友達=幼稚園児と、水に溺れてたノコギリクワガタのオスを助けたので、来週あたり「あの時助けていただいたノコギリクワガタ」が我々の前に登場するはずである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?