血管腫との出会い
今日は私と血管腫との馴れ初めを。
血管腫との初めての出会いは幼稚園の年長のときでした。なんともう今から25年以上も前!でも当時の私は幼かったので謎のしこりについてはあまり気にしていなかったと思います。でも母が心配して病院に連れて行って検査をしたり、様々な民間療法をした思い出があります。母には本当に心配かけているな…。
全ては骨折から始まった
そういえば骨折も3回したんだっけなあ…(笑)
思えばこの骨折が初めての骨折でした。幼稚園の年長の時、友だちと遊びに行こうと道路を走って渡ったろうとしたときのこと。お互いに反対の方向に行きたかったのか、道路の真ん中でぶつかって転んでしまいました。(今思えば車が来なくて本当に良かった…!)
友だちは普通に転んだのに、なぜか私は手の平ではなく右肘から道路にダイブ。『ゴッ』という鈍い音とズキズキする痛み。今でもよく覚えています。
運良く私の家から出てすぐ目の前の道だったので、友だちが私の母を呼んできてくれました。痛みがひどく、すぐに病院へ。遊ぶ予定はなくなり、友達は病院に行く途中に家に送り届けました。
結果、肘にヒビが入っていたのでその場ですぐにギプスをつけることに。
謎の液体が入った青いバケツと、包帯とは少し違うメッシュの巻物。綿のような物体。腕を固定する形を決め、綿に包まれ、謎の液体に浸した巻物でぐるぐる巻きに。その液が固まったらはい、ギプスの出来上がり。
全治はさすがに覚えていませんが、多分幼かったせいもあり、しっかり治るまで腕を動かさないようにと1ヶ月くらいギプスをつけていた気がします。
腕に謎のしこりを発見
さあ、いよいよギプスをはずす日!
いきなり出てきた電動ノコギリには衝撃でした…。あの光景は走馬灯でも見返しそうなくらいのインパクト。よく泣かなかったなあ自分(笑)
腕についたギプスを先生が電動ノコギリで「ウィイイイイイイン」とけたたましい音を立てて切っていき、パカッと外れたときの解放感といったら。今でも思い出せます。1ヶ月ぶりのシャバの空気。
そこには少し細くなった右腕がありました。
約1ヶ月ぶりに腕を動かしながら少し細くなった腕を見てみると、ふと見慣れない腫れを発見。痛みはなく、触るとぶよぶよとしていて中心には塊のようなものがある感触。今まで自分の身体では触れたことのない、初めての感触でした。
でもこの日はそのことを特に母に伝えるでもなく、「ほおっておけば治るかなー」という簡単な気持ちでいたと思います。とりあえず骨折の様子を見る方が優先。
まさかその右腕のしこりとこんなにも長い付き合いになるとは、その時は微塵も思っていませんでした…。
大きさはほとんど変わることなく、ちょっと硬くなったり、たまーに鈍痛があったりもしていますが、今も私の右腕にこのしこりは健在です。
この初めてのしこりとの奮闘記はまた次回にでも。