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三日期 vol.6
セカストの話
前回の日記を見た人はわかるかもだが、部屋の大掃除をした。
つまり処分するべきものがたくさん出る。
その多くはゴミみたいなゴミで赤いゴミ袋に消えるが、いくつかはセカストという錬金術が使える。
大きいゴミなんかは処理するのにお金がかかるし、小さいものもゴミ袋代が発生してるから実は赤字だ
そんな中ダメ元で売りに出す衣服+断捨離で思い切って売りに出す品々
前者は息を吐くように売りに出せるが後者は少ししんどい
実家を出る際に買ってもらったスニーカー
初バイトの給料で買ったスニーカー
なんか埼玉で祖母に買ってもらったスニーカー
そう、家はスニーカーまみれ
かさばるし足2本しかないし売却を決意
徒歩3分のセカスト、IKEAの袋は実際より重く少し寂しさを感じる。
買取カウンター、自分が持ってきた品に自信がなくなり早くこの場からいなくなりたくなる。
査定はいつも結構長い
毎回、家が近いからまた時間をかけて再来店するが、その1時間はずっとソワソワしてて何も手につかないことが多い
運命の時間、再来店が早すぎたもうちょっと待てと言われ服をディグる。
受付番号55番、自分の番だ
ニヤニヤが抑えられない
渡されたレシート、4720の文字
雑に個人情報を書き込み現金を手にする。
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あーありがとう
各方面に雑に心で感謝していつもは行かないジョリーパスタに行った。
キリエのうたの話
キリエのうたっていう映画を見た
もちろんこの映画の目的は元BiSHのアイナジエンド
子を見守る親のような気持ちだ、自分ってキモい
岩井俊二監督、名前は聞いたことがあるってぐらいで、どうやら震災関連の映画らしかった。まーストーリーも期待しとこうって感じで入場
はじまった、アイナの歌声
唯一無二を感じさせる相変わらずのハスキーボイス
役というより、アイナジエンドという人間を起用してるような感覚に陥る。広瀬すずの違和感のある役のギャップも没入感。前後する時間軸。3時間頭フル回転であっという間だったが疲れた。
ネタバレをしない程度の感想を話すと
一緒に見た子とはなした最初のコメントは「おもかったね」だった
東日本大震災という事実が複雑に絡む、意外リアルにありそうなストーリー
人を変えてしまうような出来事、そこから生まれる変身願望
人間いつだって変わるし、その変化は本望だったり意図しないものだったりさまざまだ
そんな人間が複雑に絡み合う社会
それを繋ぐキリエのうた
アイナジエンドという人間が活かされた映画だった、これも監督のテクなのかな
ぜひ清掃員の皆さんもそうじゃない人も見る価値があるかなと
久々にいい映画を見たなって思った
「異邦人」って歌予習していくといいよ
歩いて帰ろうの話
最近歩く良さがグッとわかってきた
楽しいね歩くのは、寒くなってきたのもナイス
夜中の散歩は睡眠の質上がってる気がするし、ゆっくーり考えたりするのにいい
今日も昼間に友達と天神から歩いて帰った
通り慣れた道、友達に限っては行きと同じ道だったが発見がありすぎて30分の道を1時間以上かけて帰った
かんわいいミリタリーテイストの古着屋
ミリタリー系はオタクが多い分野で入るのをためらう
友達もいたことだし思い切って入る
おじさんの店員がいた
軍パンやミリタリーについて何にも知らない旨を伝えると優しく色々教えてくれた
優しいオタクって最高だよね、かっこいい
巻き込み型っていうか、その人も好きになっちゃうし、その人が好きなことなんか普通に好きになる
店頭で一目惚れした1着を購入、自分色だ
今日は歩いて帰ろう、いい毎日だ