見出し画像

カラオケ行かないと死ぬ


死ぬほどではない。けど、そんな状態だった。
同じ曲が、頭の中をループループする。

なんでもそう。
生まれてしまったもの、出たものは外に出さないとすっきりしない。

なので、ずっと同じ曲が流れるときは、外に出したい。
→カラオケ行きたい。

快活クラブに行くと、
一人カラオケは最初の30分は300円くらい。
いいじゃないか。
この曲を一度、大声で歌えればもうなんでもよかった。

自動ドアの先はすぐに受付だった。
受付の女性に話しかける。
「カラオケお願いします」
「すみません、一人用は満席なんです。ルームなら空いてますが、二人料金になります」
申し訳なさそうな店員さん。
「アッすみません、じゃあいいです」(挙動不審)
一人カラオケを諦めるのって、なんでこんなに恥ずかしいんだろう。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?