三好銀『海辺へ行く道』シリーズを読んだ
三好銀『海辺へ行く道 夏』『海辺へ行く道 冬』『海辺へ行く道 そしてまた、夏』を読んだ。
この3冊、今年の春に古本市の漫画コーナーで買って、一巻の一話だけ読んで、ずっと放置だった。
ファンに言ったら怒られそうな話だけども。汗
今日体調が悪くて、良い機会だと思ってずっと読んでた。
感想は、、
面白い。静か。
舞台は海が近い町で、その町で起こる小さな事件を描いてく感じ。
で、美術部兼新聞部の中学生男子・奏介がちょいちょい活躍したり、関わったりする。
表情筋のない感じの人物の絵と、直線的な建物の背景が相まって、なんとも静かな雰囲気が魅力的。
風が少ない日の海をなんにも考えずに見ているような気持ちになれる。
あまりにも淡々と描いているから、笑えてしまうシーンも、「あ、これ笑っていいのかな...狙ってるのか狙ってないのか...にしても奏介かわいいな」とちょっと笑ってしまった。特に「冬」の「冬眠しない蛇」の話が好き。
珍しい漫画を読めてよかったな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?