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モロッコ旅行🇲🇦 機内食へのリスペクトが止まらない

モロッコ……の前に、これを語らずには始まらない、機内食の話です。

ほんっっっとに、何食べてもおいしかった!!!

成田→イスタンブール乗り換え→マラケシュの、往復で8.3万という、安い部類に入る航空券だと思うのですが、機内食は今までで1番おいしかった……。
ちなみに、わたしがこれまで乗ったことがあるのは、カタール航空とポーランド航空のエコノミー。どちらも機内食はおいしかったです。
でも、ターキッシュはさらに、輪をかけてよかった。

まずこちら、行きの成田空港からイスタンブールまでの食事。驚いたのは、パンはほかほかの状態で配膳されること。もうこれだけですきになっちゃう。ほかほかのパン、うま……。

メインは魚とチキンで選べたので、チキンを選択。
鶏むね肉のグリルの、この、見るからに美味しそうな焼き色!むね肉の良さだけを存分に引き出した、しっとりとした食感に、大量調理実習を行った身としては終始感動しきりなメニューでした。
それと、うれしいことに、味付けがどれもやさしく、一昨日までポカリ3口で死を迎えていたわたしには、とてもありがたかったです。もちろん、濃い味好きの人への配慮も万全。塩と黒胡椒が付いてきます。

さらに特筆すべきはデザート!シンプルなカラメルプリン、だがそれがいい。
言い忘れましたが、ターキッシュエアラインの食事はすべてハラールなので、豚肉は使われていません。かためプリンはそのためかもしれません。そもそもゼラチンは温度管理が難しいので、機内食に向いていないというのも考えられますが……。
まあ、んなこたどうでもよくて、とにかくこれがむちゃくちゃおいしかったです。地上でも食べたい……。機内食レストランとか需要ないですか??

ちょっと1食目から飛ばしすぎましたね。こちら、同じく成田からイスタンブールまでの2回目の食事です。オムレツと和食……胃に優しそうな和食にしてみました。

ご飯にパン?ほかほかパンはデザートなのでノープロブレム。

これはきんぴらがおいしかったですね。最後の和食という感じがしました。

悲しいことに、このときわたしの胃は限界を迎えていたので、あまり味を覚えていません。でも、それでもおいしいと思えたきんぴら……つよい……。

さて、そのまま限界を重ねた結果、イスタンブールからマラケシュまでの間で出た食事の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。でも、おいしかったと思います。ギリギリまで食べました。

続いて、だいぶ飛んで、復路のマラケシュからイスタンブールの食事です。パスタかチキン、モロッコでめちゃめちゃチキンを食べた後だったので、パスタにしました。

めっっっっちゃ熱々だった……。適温給食が過ぎるやん……ターキッシュ、しゅき……。

サラダにはレモンとオリーブのドレッシング付きで、こってりめのパスタによく合うさっぱり味でした。

デザートはコーヒームース。激甘を覚悟して口に運ぶと、甘くてほろ苦いなめらかな食感。ね、機内食レストランとか……どう……?(2回目)

さらにこちら、イスタンブールから成田までの飛行機の1食目。時差による長い夜のはじまりです。

パスタorチキンとのことでしたが、これはおそらくマラケシュからイスタンブールの食事と同じですね。ただ、副菜やデザートが違いました。
左上はひよこ豆のペースト、フムス。メインに添えられたマッシュポテトと相まって、めちゃめちゃおなかに溜まる……。上にあるのはサラダで、右にはドライアプリコットのムース。これもなかなか甘々で、全体的に胃にガッツリ来るメニューでした。帰りでよかった……。

飲み物はトルコワイン!飛行機でワイン頼むの、夢だったんですよね……。フランスのものとトルコのものとで選べました。キリッとした辛口で、どんな料理にも合う味です。
しかし、イスラム教的にはどうなんですかね……同席もNGだという人もいると聞きます。まあ、女性と男性で座席を分けるとか、そういったこともしていないので、その辺は許容されるものなのでしょうか。

その後、おやすみタイムということで、ガンガン来る飲み物を律儀に受け取っていたら、テーブルの上がこんなことに……。

もともとそんなに強くはなく、疲れもあったので、爆睡でした。

からの朝食。でも、このとき日本時間17時半頃。時差……わからん……。

帰ってきてからまる2日、昼夜逆転の生活を送ってしまいました。予定空けといてよかった〜〜。

ところでみなさん。お気づきでしょうか。
ターキッシュの機内食のすごいところ……それは、カトラリーやメインディッシュが載せられたお皿が、プラスチックではないところ!!!
これはね、すごいことなんですよ。

「おいしいものというのは存在しない。ただそれをおいしいと感じる主体が存在するだけだ。」というのは、おいしさを科学する学徒としてのわたしたちのポリシーです。つまり、おいしさとは五感で作られるもの。そのことを、この航空会社は理解した上で、削ってしまいがちなひと手間をきちんとかけている……。

はあ、ターキッシュ、しゅき…………。

このアメニティポーチたちも限りなく可愛いですよね。帰国後も普通に使えます。

次にまたどこかへ行く時も、できる限りターキッシュを使いたいと思います。キャビンアテンダントさんたちみんな優しいし、制服むちゃくちゃ可愛くてお洒落ですてきだし……。

機内食への尊敬が強すぎて長くなってしまいました。
次回は今度こそ、モロッコ料理にふれたいと思います。

それでは!

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