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#好きな3曲を熱く語る

私は言葉が好きなので、好きな曲というと歌詞が好きな曲ということになります。ここであげた三曲は、曲ももちろん好きですが、歌詞がお気に入りです。

だんだん熱くなっちゃってますけど、もし良かったら最後まで読んでください。

①大人になったら/GLIM SPANKY

私は前の職場を辞める時、上司から

あなたはまだモラトリアムなんだね

と言われまして。

そのあとモラトリアムについてGoogleで意味を調べると「大人になるまでの猶予」「社会に対して責任を負わない人々」「回避・拡散・安易・延期・模索」…

まさに今の自分だと思いましたし、相手は私を攻撃する目的で言っていることも理解しました。図星だったからムカついたし、恥ずかしいとも思いました。

そこで私の頭に流れ出すのはこの曲です。

あぁ こんなロックは知らない 要らない 聴かない君が 上手に世間を渡っていくけど
聴こえているかい この世の全ては
大人になったら 解るのかい

この曲を聴くとあの上司を思い出します。そして私はまだまだモラトリアムの中にいます。大人になれない、幼い人間です。

あの人にはこんなロックは要らない。わたしにはまだまだこんなロックが必要だ。

そうやって、社会に順応している人間を羨ましく思いながら突き放して自分をなんとか保っている、幼くて弱くてずるい人間です。

ハスキーボイスとかっこいいギター大好き。

②MOOD/LUCKY TAPES

好きなことばっか追い掛け回して 死にたい

わかりやすくて大好き。私もこうありたい。

LUCKY TAPESは、曲の感じもすごく好きです。音源だけ聴いていた時はそこまでハマってなかったんですが、はじめてライブに行った時、楽器もハモリも全部その場でその瞬間に出る音で作っていて、驚いたと同時に迫力にすっかりやられてしまいました。

心地いい音なのに、一つ一つの音をしっかり生で聴かせてきて、そこにボーカルの優しい歌声が入って、もう本当に気持ちいい空間でした。ライブで聴くべきバンドです。

イヤホンで一つ一つの音をじっくり聴くのもすごく楽しいけど、やっぱりライブ行きたい…!

③ヒューマン/日食なつこ

仕事で失敗して落ち込んだ時、なんかやらかしちゃって人との接し方がわかんなくなった時、人から突然攻撃された時、自分勝手な理由で人に優しくできなくて情けない時。終電を降りて家までの道を歩きながら、この曲を聴いて歌って、泣きながら帰ったことが何回もあります。

全部の歌詞を載せたいんですけど、そういうわけにもいきません。私が一番心が痛む歌詞を載せます。ここまでの歌詞を聞いて最後にこれを言われたら、こんな情けない自分でもなんとか生きていくしかないんだなぁ、という気持ちになります。

きっとこいつならば 人割り当てても 生き抜いてくれると 神様が
悩み抜いた揚句に僕らを選んだ
だから今まで生き延びてきただろう

でも神様、私を選んだのは間違ってるよ絶対。と思いつつでも確かに今までなんだかんだ生き延びてきたし、これからも這ってでも生き抜いて行くんだろうな。死ぬまで。

最後にこれを持ってくるのはずるいです。日食なつこさん。

以上です!

これを書く前に、Spotifyで

好きなバンドやアーティストの曲を一曲だけしか入れられない

という縛りのプレイリストを作りました。悩んで悩んで1時間かかりましたが後悔はしていません。今聴きながらこれを書いていますが、最高の気分です。今はKANA-BOONのなんでもねだりが流れています。

きっと明日作るとまた違う曲たちが入ってくるでしょうし、このnoteも後で読めば懐かしい気持ちになるでしょう。

私にとっては音楽は、つまらないことを面白く、辛い時間を愉快に、退屈を幸福にするための必須アイテムです。


#スキな3曲を熱く語る

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