ライブハウス 有観客ライブ アンケート結果
先日ツイッターにて「ライブハウスアンケート」を行いました。
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コロナ自粛以前Liveを観に行っていた
お客様に伺いたい。
匿名ですので
ぜひ教えてもらえたら嬉しいです と。
アンケートは下記の4つから選んでもらう形
1.有観客ライブ始まったらライブに行きたいと思っている
2.もうライブハウスには今後はあまり行かないと思う
3.今後はオンライン化(配信等)でいい
4.今は行かないが安心して行けるようになる時を待ってる
結果はこちら
平日のお昼からアンケートを開始して、その日の夜に締切り、アンケートの参加が100人超えたら良いな〜程度で行ったのだけど思いのほか、ライブハウスの方のリツイートも多く、フォロワーさん以外の方のリツイートやコメントも多くて、この件に関して少なからずみんな思うところがあったんだなと、それを一番感じました。
自粛が解除になり少しづつ街は賑ってきて、通常運行の空気を感じても、エンタメ業界は自粛中となんら変わらない生活。未来に描く目標とか夢とか希望とか、その指標が見つけられないでいる。さらには演者とお客さんを出逢わせてくれる「ライブ会場」は、その「未来を描くこと」ができなくなれば、延命として運営をここまで続けてきたとしても、もう心の面でも限界がきているんだなあ。。。と感じている日々でした。
7月から有観客ライブを始める。としても、お客様が来てくれるのかどうか。数ヶ月配信ライブをたくさん観て来たであろう皆さんは、ライブハウスをどう思っているのだろうか。
まずはそこを聞きたくて、アンケートを実施。
結果的には、このアンケート結果も、ツイッターに寄せられたコメントも、「ライブハウスに行きたいけど、大切な人に迷惑をかける可能性を考えると不安だ」って事でした。
「感染症対策をしっかりしてる所なら行きたい」そんな感じで、自分で行く行かないを判断するにしても、様子を見てる感じがしました。
あとは、配信と集客どちらもやるとしても、集客時のチケットの値段がとても上がるのなら難しいとか、逆に感染症対策で完璧に縛られすぎたら楽しめなくて行きたくないかも、というご意見もありました。
ここからは私の感想です。「そうだよなあ・・・」と思った。「自分の家族を巻き込んでしまうかもしれない」それは今後も変わらない、ずっと心に留めておかないといけない気持ち。
2月、3月と、ウイルスが不安で仕方がない時には、スーパーに行くのも怖くて、必要以上に人を恐れて、狂ったように除菌して、「何もかもを疑う」時期がありました。でも今は、コンビニもスーパーも、ビニールシートや、会計時の距離の指示、店員さんの手袋、そういうケアが見えてからは「何もかもを疑う」という呪縛から溶けて、自分がちゃんとマスクをして「こうすれば大丈夫」みたいな安心を得ることができました。
「ライブハウス」という場所自体が、防音のために密閉空間であることには代わりないのだけれど、テレビでは感染症のスペシャリストが「映画館は、距離をとったりする必要もない」と言っていたので、密閉空間だから危険という部分より、飛沫が飛ぶかどうか、という事が大きいのかなと、思ったりする。
つまり、一番思うのは、
「感染症対策見える化」が重要だなと思いました。
行ってみないと、どんな対策をしているのかわからない、って状況だったらきっと「何もかもを疑う」事になってしまいかねない。
まあ、もうどこのライブハウスも、有観客に向けてガイドラインのような文字での提示を行っているから、それで判断すればいいのだろうと思うのですが、これだけ配信ライブをやりまくって、見まくった数ヶ月。
コンビニやスーパーに行って、リアルで実感した「ああ、これなら大丈夫」って思えたみたいに、映像とか写真とかで、視覚的に安心する材料を、お客様に提案できる事が、今は本当の意味でエンターテイメントなのかもしれないと思ったりしました。
アンケートにお答えいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
愛するライブハウスの方々、ぜひ、対策をとってらっしゃる場合はなるベく分かりやすく感染症対策の「見える化」をしてもらえたら、ミュージシャンとしても、お客様に胸をはって「来てね」と言える気がします!
(すでにやってますけど。って場所が大半かもしれませんが、一応!笑)
配信も、有観客も、見てくれる聴いてくれる人が 心から楽しめるその瞬間を目指して、さらにみんなで意見交換しながら、より楽しい未来を築きましょう!
やもとなおこ