生き物の多様性はどう失われる?
ども、もっちです。
今日は生き物がなぜ、多様性を失うのかそのメカニズムを話していきます。
まず、一つの自然環境があります。
その環境は自然にサイクルがまわっていれば災害等があっても、絶滅のような派手な変化はそうそう起こりません。
しかし、短期間に集中的な災害の発生や常時気温の上昇等が起こるとそこに生きている動植物がその変化に耐えられません。
その時の変化に弱い特性の生き物がいれば、だんだんと数を減らしていきます。
そして、最後に限界数を下回ると自然とその種は環境から消滅します。
そして、その種がキーストーン種だった場合、その環境の要の種なのでその種ありきで生きている隣の種も自然と絶滅していきます。
これを地球規模で考えると、
ある森の肉食獣がなんらかの原因でいなくなり、その種が食べていた草食獣が増えるとその草食獣が地べたの草を食べつくす等して森を禿げさせます。禿げた森は自然災害によって残った森も規模を小さくしていきます。最後にその森は保水力が無くなり、砂漠になります。砂漠は風が吹けば砂をどこまでも飛ばしていきます。隣の森も砂漠から飛んできた砂によって段々と小さくなっていきます。最悪、世界規模で森が無くなれば、温暖化は際限なく進み、地球の気温で生き物は蒸し焼きです。
長い話でしたが、対策しなければささいな事でここまでいくかもしれません。
つまり生き物は強い弱いがあるのではなく、常にバランスを保つ最適な数に自然となっているのです。そのバランスを崩すといちからリセットするようなシステムが働きます。
どんなに小さくてもピースこそが多様性の保管の役割をしています。多様性は1から無くなります。
これが多様性が失われる仕組みです。
学校のお勉強以上に意識する必要がある事がわかってもらえたと思えます。
今回はここまでです。
では!