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第1回"たわごとOutputs”今回のテーマは「ロジカルシンキング」Presented By ベルマーレを応援している人

noteの記事を投稿するのは久しぶりで、その間に世間では様々な事が起きました。かなり暗いニュースが多いですし、湘南ベルマーレの状態も絶好調と思った途端に急落。

そんな状態だからこそ、サッカーの本や動画、試合で情報をインプットしつつも、アウトプットする気力が私に湧きませんでした。投稿に期間が空いてしまったのもこれが原因です。

ですが、世間の出来事に対して、受動的な態度で憂鬱になるよりも、ある程度能動的な行動を起こしたほうが精神衛生上にも健全かなと思い、

(私の記事を楽しみに待つ人などいませんが、)

文章を書くリハビリや物事を論理的に考える訓練を兼ねて、この「たわごとOutputs」と題した記事を投稿し、noteの執筆活動を再開しようと思いました。

さて、今回語りたい私の戯言は

ロジカルシンキングについてです。


ある日、Youtubeのおすすめ動画にこんなリコメンドがありました。

この動画は詭弁について、よくまとまっています。論理的に考えるとはどういったことなのか、それを逸脱するとどうなるのか、詭弁はどの部分が逸脱しているのか。この辺が具体例を含めつつ、セクション毎にきれいにまとまっています。

この動画を観ると、一部のベルマーレサポーターが行う、監督や選手に対する評価や批判を思い出します。何故かというと、それらが詭弁だからです。

詭弁

論理的な主張なら、評価・批判はモラル的に問題がないと思いますが、詭弁の主張はどうかなと。
しかも、その主張に群がる人も出てきますし、一番まずいのがその詭弁を信じてしまうサポーター・ファンがいるということ。
少なくとも、帰納法を駆使した主張をしていただきたいです。
動画にもありますが、詭弁をしてしまうサポーターは早まった一般化をし過ぎです。

①「私が今まで付き合った3人の男はみんな浮気をした。だから、男は浮気をする生き物なのだ。」

②「得点を多くあげている町野をスタメンから外した。町野は不満を募らせているだろう。だから、山口監督はマネージメント能力がない。」

①の主張と②の主張は、私の認知だと同じカテゴリーに入る詭弁です。
どちらの主張も単純明快なのですが、その理由だけでその結論に帰結して良いのですか?ということです。

②の主張に関しては主張が二段階に分けられます。

一段階目が、まず町野が得点を多くあげていることと、スタメンから外れたことという客観的事実を上げ、町野が不満を持つだろうという主張をし、

二段階目が一段回目の主張を理由に山口監督のマネージメントがないと批判しています。

(試合後、町野はスタメンから外れたことに対して、アピールが足りなかったと言及しましたので、本来ならこの時点で、一段回目の主張は難しくなりますが、主張したサポーターは町野が本当のことを言っていないと推測していました。)

一段階目については、試合後の町野のコメントが無く、町野のメンタリティや練習の出来、状態などを考慮し、もっともらしい理由を付け加えれば、詭弁ではないと言えるかもしれません。
町野が不満を持つだろうという推測の域をでない主張ですが、そこが問題な
のではなく、問題は結論を導くための理由の量と質ということです。

二段階目に関しては、マネージメント能力がないという主張ですが、これも理由の量と質に問題があります。主張の流れでは、セレッソ大阪に三連敗したという結果がありましたから、それも理由に含まれるでしょうが、その理由にはセレッソ大阪の強さなど加味されていません。町野が不満を持つだろうという推測を、主張の重要な根拠にしていることも問題です。

客観的事実を含む根拠から推測をし、それを主張することは良いのですが、推測自体を根拠として、マネージメント能力がないと断じる主張をするのは詭弁といっても差し支えないでしょう。

少なくとも、二段階目を主張するためには様々なリソースを参照しながら、「監督がスタメンから外した理由」を深く考えなければなりませんし、そもそも監督にはどのようなマネージメント能力が必要なのかを列挙し、どの部分が劣っているのかを示す必要があるかと思います。

主張が詭弁でなにが悪い?

確かに、法律上問題ないです。むしろ私の「論理的に話してください」という主張の方が抑圧的で問題かもしれません。
ただ私は詭弁でサポーターの総意を誘導してほしくないなと思うのです。
様々な意見があって良いのですが、出来れば、短絡的ではなく、もう少し深い意見を。。。
そうすると、話が難しくなっちゃうんですけどね。笑


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