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第3回"たわごとOutputs”今回のテーマは「シーライオニング」Presented By ベルマーレを応援している人

シーライオニングとは、本当は理解する気がないのにもかかわらず、相手に礼儀正しく素直なふりを続けながら、執拗に質問を繰り返し相手を疲弊させる嫌がらせやハラスメントである。

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いえ、知りませんでした。
教えていただき、ありがとうございます。
私自身、シーライオニング的な振る舞いはありますね笑
本当に失礼致しました。

お見苦しいとは思いますが、言い訳させてください。
私の場合、論破や相手を疲れさすためにやっているのではなく、
本当に相手の意見を知りたいのです。

例えば、相手が命題を提示したとします。
その根拠が十分条件ではなく、必要条件にしかならない場合、
シーライオニング的な振る舞いをしてしまいました。
私の反省点です。

具体例を提示させていただくと、
富士石さんが
「湘南のFWが点を穫るためにFWの体力を温存させるべきだ」・・・① 
という命題を出しました。

この命題に関してはライター木崎さんも日本代表の討論番組で同じような言及をしていました。森保JAPANだとボール非保持時の守備で犬のように走らされており、最後のシュートの場面で力が残っていない。富士石さんのご意見も同じです。
そして、私はこの意見が正しいと思います。

ただ、「湘南のFWが点を穫るため」にはそれは必要条件にしかなっておらず、「湘南のFWが点を穫るため」には不十分です。

何が言いたいかというと、日本代表のFWは「点を穫るため」のゴール前の駆け引きや相手の裏をつく動き出しを行っており、フリーになることを行っています。
「点を穫るためにはフリーになることが大事」・・・② 
という佐藤寿人さんも言うような原則が存在しますが、湘南のFWのほとんどはこの時(瀬川が前半で退場したアウェイ福岡戦あたり)これが出来ていなかった。

だから、「湘南のFWが点を穫るためにFWの体力を温存させるべきだ」と言う前にまずは十分条件に近い必要条件があるのではないかということを富士石さんにお伝えしたかったのです。

十分条件に近い②が成り立っていないのに、①を行っても、点は獲れないということです。

富士石さんがご飯論法でころころと話を変えてしまい、お伝えすることは叶いませんでした。ちなみにシーライオニング的な振る舞いは富士石さんがなぜこの命題を提示したのか、その根拠を知りたくてのものです。

で、最終的に具体例を提示していただいたのが、
瀬川が前半で退場したアウェイ福岡戦のウェリントンです。
後半にあった、ウェリントンのダイビングヘッドのビッグチャンスです。
確かに体力があれば、入っていたかもしれませんが、
一人少ない状況の中、ウェリントンが体力を温存する戦い方をどのようにすればできるのでしょうか。実際問題として、実現しようのない例を挙げられても困ります。

流石にこれに関してツッコむと論破してしまったようになってしまうため、ツッコまずに他にありませんかというと、話したくありませんと言って、逃げてしまいました。

シーライオニングの言い訳は以上なのですが、
一点だけ補足させてください。

「FWの体力温存」と「FWの駆け引きや動き出し」には親和性があります。要は「点を穫るためにあまり動き回らないほうが良い」ということです。
これは風間理論です。大久保嘉人さんが引退後によく言っていますし、木崎さんが編集した風間さんの本にも書いてあります。
大久保はこの理論によって、足に怪我を負っていても試合に出続け、点を量産していました。

この理論に気づいた湘南の選手がいます。
町野です。

彼は動き回らないずにPA内付近に居座り、相手DFがボールウォッチャーになる瞬間にその背後にすっと動き直しています。
具体例を一つ挙げると、ホーム神戸戦の1得点目です。
杉岡がシュートを放った瞬間に酒井高徳の背中を取っています。
合計3得点した日本代表戦でも動き回らず、点が穫れる的確なポジションニングを心がけていることがわかります。

私の話は以上になります。もしわからない点や不明な点、ロジックが飛んでいるなどのご指摘があればお申し付けください。

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