ロールモデルは、 1年後の自分。
先日、弊社オンリーストーリーの幹部合宿に行ってきました。恵比寿の職場を離れ、浜金谷(千葉)にある『まるも』さんへ。
都心を離れるにつれて、目に入る建物が減り、景色がひらけていく。普段都心では聴き漏らしていた鳥のさえずりや葉っぱ同士の擦れる葉音が、電車のドアが開くたびに聞こえてくる。
行きの電車に揺られながら、ひとり、自問自答を繰り返していました。
仕事内容がなんでもいいなら、近所のコンビニでアルバイトをすればいいだろう。はたらく会社・場所がどこでもいいなら、明日にでも東京を出ればいいしまた農業アルバイトをしてもいいじゃないか。暮らしのためにはたらくのなら、幹部ではなく社員でもいいのでは。
合宿の僕のテーマは、これらの問いに対する答え・理由を見つけること。
なぜ、この仕事なのか?
なぜ、複業するのか?
なぜ、オンリーストーリーなのか?
なぜ、幹部社員としてはたらくのか?
今やってることは未来に繋がってるのか?
ロールモデルは見つかるのか?
自分、そして他メンバーとの対話を繰り返す中で次第に心が解け、一つ、またひとつと見当たらずに困っていた理由や意思がこぼれ出てきました。
これから先、またどこかで悩み、迷いそうな時のために備忘録として書き残します。
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☑︎ なぜ、『時短正社員×複業』ではたらくのか。
☑︎ 個の向上=事業の成長=会社の成長へ
☑︎ “心の三毒” を飼いならす
結局、自分の人生、自分で肯定して、自分で正解にしていくしかない。
ロールモデルは、今思い浮かぶ中で最高な1年後の自分。
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『時短正社員×複業』で、 はたらく。
社会人になってもう4年ほど経ってしまいましたが、未だに興味・関心が尽きません。というか、いろんな世界や考え方を知るほどに広がっていっている気もします。自分でも予測や予想ができない。
例えば、今はざっくり言うとBtoB業界で経営者を前にする仕事なわけですが、ふとした時、あることをきっかけに全く違うtoCや若年層に対して興味が湧いてきたりするんです。子供みたいと言われると思うのだけど、それを抑えて過ごしているとなんだか苦しくなる。大げさかもしれないけど、まるで空気が薄い場所で生きてるかのような感覚…。
以前は、人に合わせてそういう気持ちを押し殺して働いていたら自分の言葉や意思を見失って、お金に余裕のある暮らしができていても満たされず、心がくしゃくしゃになってしまって、本当に困り果ててしまった時期もありました。今でもふと思い出して、もう二度とあんな苦しい思いはしたくないと原動力にしている記憶です。
社会人になってから、だいぶ大人しくはなったし徐々に物事を線で見れるようにもなってきたし、「どうにか、今いる場所でそれを実現できないだろうか」と企んだりするようになったのですが、こんな自分をどう飼いならしたらいいかいろいろと困っていました。
そんな僕に、『時短正社員×複業可』という新しい働き方を提案させてくれて、それを受け入れてくれたのが弊社と社長でした。当時はまだ出会って一年も経っていなかったし、これまでにそんな働き方をしてる人は社内にいなかったのに。
今思えば、その背景にあったのは「成果からの要求」という弊社の文化。学生に混じってインターンからスタートし、インターンの中での最高ランク評価を最短で獲り切った僕に対して敬意を払ってくれて、最大限尊重をしてくれました。
おかげさまで、今僕は複数の会社とのお仕事に打ち込ませていただいていて、その業界やターゲットは様々。1社に1つずつ自分の興味・関心を注ぎ込んで、両立の難しさも噛み締めつつ日々挑戦を続けています。以前勤めていた別の会社での勤務経験や複業先での経験が、時系列・空間を越えてシナジーを帯びていく瞬間は結構好き。
ロールモデルになるような人や存在はまだ身近には少ないけれど、少ない時間で成果をあげなければならない環境は不安だけど、僕自身の手で自分の働き方を肯定していきたい、正解にしていきたいと思っています。そんなチャレンジを肯定してくれて、信頼して付き合ってくれるコアメンバーと弊社の存在が本当にありがたいです。
個の向上 = 事業の成長 = …
上記のような働き方を実現し、継続していく上で必要不可欠なこと。それは、社会や人から必要とされる何かを持っていることだと思っています。例えばスキルであったり、経験、実績、人脈であったり。
とはいえ、果たして具体的にはどんなものが必要で、それを今から(後天的に)どうやって身につければ良いのか、考えていた時期がありました。そんなモヤっとした頭の中を整理整頓し、明文化できたのは、まさにこの幹部合宿中でした。
『コアメンバーに求められるもの』について、議題が移った時。
・プロ意識
・問題解決力
・目標達成力
・ストレス耐性 …etc
いくつかの要素が並べられていくにつれて、「あ。これを身につければいいのか」とすっと腑に落ちた。身につけるべきものが以前よりも具体的になりました。
その上で、じゃあどうやってそれらを身につけるか…。その答えは、探すまでもなく僕の中にすでにありました。
というのも、僕には会社やみんなから預かっている事業が1つあります。
この事業を成功させるために必要なことはなんだろう。今の自分に足りないことはなんだろう。改めてそう考えると、先ほど挙げられたコアメンバーに必要なことがほとんどかぶってくるんです。プロ意識も、問題解決力も、目標達成力も、ストレス耐性も…。全部足りない。全然足りない。
そう考えると、僕が今やるべきことはシンプルになります。
この事業を成功させることを目指して打ち込み、その中で必要な個人の能力を日々磨く。事業がうまくいったら、僕は個人が磨かれるし売上が増えることで社内的に労働条件や環境もよくなる。会社やみんなに恩返しもできる。
これからは、逃げやブレが出そうになる編集長という肩書きを裏側にしまい、まだ小さなこの事業のプロダクトマネージャー(PdM)として自覚と責任をさらに持って取り込んでいこうと思います。
なんの経験もない。なんの才能もない。そんな僕に、こんな機会をくれる会社に感謝です。
いるだけで大丈夫。 だから…
ここまで強気なことを、偉そうに、つらつらと書いてしまいましたが、自分の意思やメンタルがひどく脆いことを自覚しています。
先日、あるお坊さんが語っている動画を見ていて知った言葉ですが、仏教的に言うところの『心の三毒 〜貪・瞋・癡〜』にとらわれてしまうことがめちゃ多い。
貪 =むさぼり(欲深く物をほしがる、際限なくほしがる)、 瞋 =怒り(自己中心的な心で、怒ること、腹を立てること)、 癡 = 迷・妄(物事の道理に暗く実体のないものを真実のように思いこむこと)、これを人間が持っている三毒と仏教では言います。貪・瞋・癡は人間の心の中にあり、人間にとって最大の敵なのです。
(心の三毒(貪・瞋・癡)のお話。 - 阿羅耶識院)
先ほど書いたように欲深いことはもちろんのこと、中でも『癡 = 迷・妄(物事の道理に暗く実体のないものを真実のように思いこむこと)』からくる迷いや悩みがもっとも大敵。これまで幾度となく遭遇し、1つ1つ乗り越えてきましたが、まだまだ未熟すぎて…。
すでに身近な誰かが正解を見せてくれているわけではない働き方や生き方を選んでいる以上、この三毒に耐え、受け入れ、飼いならすようなことができるようにならなければならないと自覚はしているものの、不安ばかりです。
そんな弱音や弱さも、オンリーストーリーとみんなは受け入れてくれる。
「いるだけで、大丈夫。」
これは、幹部合宿中に社長がかけてくれて言葉。
「頑張って、やってみて、どうしてもダメで、辛くなっても大丈夫。本当の本当の最後は、ここにいてくれればそれでいい。それだけでいい。」
家族以外の人にこんな言葉をかけてもらったのは、初めてでした。
なぜ、社長がそんな言葉をかけてくれるかというと、彼が本気で目指している世界観があるから。
一人一人のオンリーストーリーを実現する
そして、そんな世界を創るために、僕らは「つよ・いい」という在り方を貫く。
強(つよ)い→レベルの向上を目指す。
良(い)い→互いの属性を認め合う。
自社ながら本当に器の大きな会社であり社長だなと思っていて、こんな会社とこのタイミングで巡り合った僕は幸せ者だなと思っています。
自分の選択と人生を正解にしていく。
最後になりますが、この先の1年間は喜び、苦しみ、悩み、迷い、その全部を味わい切って、自分の選択と自分の存在、そしてそれらを認めてくれた人の選択を肯定するために生きて、来年の今頃また振り返った時にこの決断とこれからの日々を正解にできるように精進します。
結局、自分の人生、自分で肯定して、自分で正解にしていくしかない。
ロールモデルは、今思い浮かぶ中で最高な1年後の自分。
はぁぁ… めっちゃ大変そう。笑
でも、めっちゃ面白そう^^
完
追記:
この2日間、時間を共にしてくれた幹部メンバーのみなさん。素敵な場所を提供してくださった まるも のみなさん。温かな笑顔とご飯、温泉で癒してくださった かぢや旅館 のみなさん。
ありがとうございました!
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