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ランキングという名の承認欲求。

いつ、クイズカード集め終わったんだっけ?w

正直なところ、今の私はそんなかんじだ。前回あれだけクイズカードを集めるためにプレイしていたと書いたのに。

まあ、それは置いといて。前回別の話と言って濁したランキング執着人間について書こうと思う。
とりあえず、前回の記事を読んでもらっているという前提で書くので、読んでない人はてきとーに目を通してほしい。じゃないと置いていくぞ。

そんなこんなで、九十九傑に滑り込んだ私は、もう引き返せないところまで来ていた。前回は負けず嫌いが発動した結果だったが、シーズン17はわけが違う。ランキングに入る喜びを知ってしまったからだ。
元来自己肯定感が低い癖に、承認欲求だけは有り余っている人間だった為、ランキングに入る、ということが、自己を肯定できるだけでなく、承認欲求を満たす手段として作用した、らしい。

幸い、ランキングを上げる手段は既に持っていた。そう、前回同様金と回数。どれだけ弱くても、金(プレミアムプレー)と回数を積めばランキングはどうにかなる。そしてもう一つ。私はコナステメインでプレーしているかつ、深夜帯のプレーが多かった。これが何を意味するか。

めちゃくちゃ強いプレイヤーと当たらないで済む

深夜は筐体押しは基本出来ないし、そもそもプレイヤーも少ないから、基本的にcom戦になる。対人ではぼろ負けするであろう私でも、それなりにオックが積みやすかったのだ。

私は今まで通り、深夜帯にプレミアムプレーでリーグモードをぶん回し、クイズカードを回収しながら、オックを積み上げる。
前シーズンはクイズカードの為にリーグをぶん回していたはずなのに、次のシーズンにはランキングの為にリーグをぶん回していたという事実が我ながら面白い(だが、このシーズンはスタンプの為に頑張っていた節もある)。
そのうちクイズカードも集め終わったはずなのだが、詳細を記録し忘れているあたり、相当ランキングにお熱だったんだろう。まあ、実際そうだったが。来る日も来る日も深夜にリーグ。約1か月間のシーズン17をそうして終えた時。

私は、十傑になっていた。

正直、当時のことはあまり覚えていないのだが、ランキングを逐一確認する中で、十傑も夢ではないなと思ったことは覚えている。ならば、目指してしまおうと、最終日のぎりぎりまでコナステで押していた。最後もプレイしていたとはいえ、抜かされないか気が気でなかったのだが。

本格的にプレイし始めてから、1か月経たない間に十傑に入ろうと思うとか、末恐ろしいと今なら思う。けれども、当時の自分はそれほどまでに、ランキングというものに執着していた。
こうして九十九傑、そして十傑を経験してしまった私は、もう本当に後戻りができなくなった。
己の承認欲求と自己満足のために、結局、次シーズンもプレミアムでぶん回した。幸い……ということではないかもしれないが、シーズン18と19は、17と違いランキングの期間が約2週間と短かったため、シーズン17よりも苦労はしなかったが、それでもオックを求めてプレミアムで突っ走っていた。結果として、シーズン18も19も十傑称号を手に入れている。

そのかわり、金というデカすぎる犠牲を払っているのも事実だった。
強くなれればいいのだけれど、当時の私は特にクイズの勉強もしないで今まで得た知識のみで戦っていた為、com戦でも3500オック獲得できれば万々歳といった感じだった。たぶん平均は2000代前半ぐらいじゃなかろうか。
正直、金でカバーするにはきつすぎる成績だ。たぶん1か月で10万円は使っている。一応、生活に無理のない範囲ではあったが……とはいえ趣味にひと月10万は出費として大きすぎる。

強くなりたい。気付けば、そう思っていた。
どうせなら、勝てるようになりたいし、オックだって効率よく積み上げたい。何より、答えられるようになりたかった。
でも、強くなるにはどうしたらいいか分からないまま、すぐ、次へ。考えている暇はない、考えているなら、プレミアムでリーグを回した方がいい。

……そんな私を、陰から見守っていてくれた人がいた。
シーズン17の頃からだと思う。深夜帯にリーグをぶん回していた私の前に唐突に現れたゲキツヨQスタプレイヤー。当時の私は、その正体を知らなかったのだが、後々滅茶苦茶お世話になり、そして今の私がいる。なんなら現在進行形で、すんごくお世話になっている。

強くなりたい、そう思った私に差し伸べられた手。
ランキングに執着していた私が、本当の楽しさに気付けたのは、きっとこの人のお陰だと思う。また機会があったら、話すかも……しれない。



余談だが、クイズカードは、通常印刷はいつの間にか集め終わり、その後始めたホロ印刷版集めも既に終わっている。廃人だね。
(ツイートの動画にはクイズカードのネタバレが含まれます)



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