PCが壊れたって話。
嘘でしょ！？！？
期末レポートがワタクシを輪姦しようとしている時に！？！？
PCが壊れた。いや、壊れかけている。現在進行系で。dyingってやつ。確率で電源は点くのだ。コイツぁまだ、命の灯火の輝きがある。なんとか繋ぎ止めなければ。
でもおかしい。購入してからまだ1年しか経たない。ウイルスバスターも3年分のものを入れたんだ。この前もエロサイトを開くと「このサイトはウイルスに感染する恐れがあります‼️」って表示出るからちゃんとウイルスバスターは機能しているんだ。
じゃあなんだ？パソコンそのものが悪いのか？一人で家伝量販店に行って、コミュ弱ながら店員に色々質問して、頑張って値引き交渉をして2万も負けて貰って、高校時代に部活を辞めてまで始めたバイトで貯めた13万で綺麗に一括払いした、あの紫のかわいいパソコンが？
そのような事実、断じて認めん。
さて、どうしたものか。
とりあえずPCに強い友人に聞いてみた。
「修理に出すは確定だからとりあえずバックアップ取っときな」
パソコンをエロ動画鑑賞用としか見てない俺でもバックアップはわかる。人格排泄って意味だろ？そしてその人格排泄ゼリーがUSBって訳だ！
ということでとりあえず500GBのSSDを買ってきた。USBじゃなくてSSD。違いがよくわからなくてタマタマ居合わせた種付けおじさんに聞いたら『めっちゃ濃い早漏』ってことらしい。なるほど。ちなみにこの時に応対してくれたレジのお姉さんはエロ同人出てきそうな絶世の美女だった。この同人誌の続きはあとで絵師に依頼するとして。
このSSD、メガッサ高かった。6000円て。1日分の給料に匹敵するじゃないか。週3で働くワタクシにとってコレは大きな痛手。まぁ『めっちゃ濃い早漏』にAV出演してもらうにはもっとお高いギャラが必要かもしれないと思うと腑に落ちる。
とは思うもののコレには困った、まだ修理費すら算出してないのにいきなり痛すぎる。というか修理費っていくらかかるんだ？残念ながら購入後から1年経ってしまっているからLenovoの保証はもう効かない…。
友人に聞く限り、パソコンのシステム自体が壊れているらしい。システムっていうか基盤っていうか。ハンダゴテでｼﾞｭｯってやるあの緑。Nintendo SwitchのCPU基盤の交換には13,200円かかるらしい。つまりこの10倍ぐらいデカいサイズのパソコンの修理費は13万円！？！？エグすぎヤバすぎ。と思ったけどパソコンの会社を見る限り34,650円とのこと。意外と良心的？
懸念点も晴れてSSDとやらを引き連れて帰宅。早速データ移行とやらをやろうではないか。
オラッ‼️起きろ‼️最後の仕事だ‼️
パソコンを叩き起こ（すわけないだろ紳士なワタクシでしてよ、軽く起こ）して様子を見る。
またお前か。コレがワタクシのPCに出てくるエラー画面。一人称がワタクシでも別にお嬢様育ちーとか天才秀才ーとかではなく、この英語の意味もよくわからん。
こういうとき時は落ち着いて電源を落とし、時間経過を待つ。これは経験則で既に5回ほどきれで復旧している。そういうわけで頭の湯冷めを狙ってお風呂に入った。「そういうわけで」って何。
お風呂上がり。ホカホカ状態でふっとばし威力が上がった感じでまたパソコンと对面（ドゥイメン）する。ちなみに对面とは「〜の向かい」って意味で「対面」って意味じゃない。だからなんだニュアンスで察せればいいだろころばすぞ。
パソコンを開く。
『Lenovo』
を。普通に付いた…と思うじゃん？
『データの修復を試みてます』
（こんな感じのこと書いてた）
…なにこれ。ワタクシ初めて見るけど。
そして15秒ほど経った後に。
ブルースクリーン。
をお。初めて見た。こんな青いんだ。空か？
『再起動を試みてます』
（こんな感じのこと書いてた）
と思ったら星一つとない夜空に一変。
いつものエラー画面。
いや、いつもの画面なんだけど過程がいつもと違った。PCくんが全身全霊を籠めて最後の手向けをしてくれたっぽい。
でも失敗に終わった。てかこの場合手向けって死亡フラグじゃん。
さて。どうしたもんか。
いつものように時間を開けて再起動させてももうエラー画面しか出ない。修理だな。
ん？てか待て。なんでパソコンを使おうとした？思い出せ…。
そうだ！SSDとやらにデータをコピーさせる為にパソコンを開いたんだ！でもコピーする前にパソコンが完全に壊れてしまった！
てことはなに？この6000円ぐらいしたSSDとやらを買ったのは無駄だったってこと？は？最悪すぎるぞソレ。はぁ…。6000円…1日の給料分…。て今日はタダ働きってことか…（謎解釈）。しかもここから修理代がかかるんだろ？もうガン萎えテンサゲ発狂モン過ぎる。
取り敢えず修理を申し込むか…。
とりあえずネットからLenovoのオンライン修理受付ってやつやって…
ってん？
「お客様のPCは修理期間内です（的なこと）」
ん！？！？！？！？！？！？
つまりつまり、修理費タダってことぉぉぉ！？！？！？
ペカッってるよ～～～～～！！！！！！！！
そうだ！！！！思い出せ去年の春！！！！！
値引き交渉に勝った後に俺は何をした？？
値引きされた分のお金で家電量販店の保証期間延長サービスに入ったではないか！！！！！！！
心配性であるが故に成し遂げた功績！！！！！！
やっぱ自分最強だな！！！！！！！！
こっからはハイテンションでサクッと修理依頼。
んで完了。
いや～最強無敵過ぎるな～。
どうやらLenovoの人がパソコンを取りに来てくれるらしい。
でも任天堂みたく修理依頼証とかないし大丈夫なんだろうか。梱包方法もどこにも載っていない。ちょっと不適切じゃないですか～？とりあえず買った時の箱に入れておこう。なんていうのこれ。
翌々日。指定した引き取り時間に業者さんが到着。
「修理が必要なパソコンのみ失礼します！」的な
ことを言ってワタクシが折角入れたパソコンを箱から出しちゃった。にゃは～ん（驚嘆）二度手間～ってそれお互い様～。逆に作業してくれてたお兄さんに迷惑を掛けてしまったことに罪悪感…ワタクシって聖人なのでね。
さて。パソコンを見送る。元気になって帰って来いよ～！！
パソコンの修理は10日ぐらいかかるらしい。
は～あ、これから10日間G行為しづらいな～。
AVは大画面で見てこそよなやっぱ。
Pixiv、お前が唯一の頼りだ。
6日後・・・
あれ、10日後じゃない？景品表示法違反？ってやつじゃね？
いや、「ぐらい」の範疇か？
まあこっちが得しているのでいいにだ～
西日が差す黄昏時。ワタクシは己の美貌に磨きを掛けるべく実に１年ぶりとなるリングフィットアドベンチャーをしていた。ゲーム開始から１時間、日々部屋に引き籠りがちなワタクシには体力的な限界が訪れており、尻にすら力を入れることが難しく、アナル調教を行うなら今がベストだと確信できるほどであった。
「あと20回！」
リングが言う。リングというのはリングフィットアドベンチャーにおけるプレイヤーの相棒もといトレーナーもといなんかよくわからん奴。なんなんこいつ。対してなんもしてない癖にただ気持ちよくなれるセックス的言語を発するだけで。一方ワタクシは最後の力を振り絞ってプランクをしていたのだ。小刻みに揺れる腕。ワタクシは進化できそうなぐらい追い詰められていた。
「汗が輝いて『ピンポーン』
おい。リングのセリフに合わせてなんかしゃしゃり出た奴がいなかったか！？ピンポーンっつった！？！？インターホンに呼応せねば！！！！
「は～い」
西日に照らされ輝く汗が前髪から滴る。
「宅急便で～す」
…間が悪すぎるぞ。魔が差すというかなんというか。
玄関に出るのは左足にバンドで固定されたジョイコンと共に汗だくで髪の毛が拉げられたやべーやつ。
「パソコンのお届けものです」と爽やかお兄さん。爽やか過ぎてワタクシの対極の位置にいる。
結束バンドをハサミで切り、厳重に固定されたパソコンをスルリと引き出し、ワタクシに渡す。うーん「爽やか〜」って文字がお兄さんの背景に見える。マンガ的な感じで。
6日ぶりに見るパソコン。久しいのぉ！
お兄さんを見送った後にだいしゅきホールドみたくパソコンを抱き締めて自室に戻る。
さて、信じて送り出したパソコンが修理師の叔父さんの完全調教にハマってしまった様子を確認せねば。
充電させながらドキドキ起動。
「ワタシはコルチナです。」
喋ったあああああああああああああってお前はパソコンを買った日にしかお世話にならなかったAIのやつじゃねぇか。とりあえず完全に初期化されていることがお前のお陰でわかった。
ということで爆速セットアップ。
Microsoftアカウントも作ってあるしサクッと終わるね。
さて。やることがいくつかある。
1.ウイルスバスターを入れる
2.Office系のアプリを入れ直す
3.Windows11にアプデする
取り敢えずウイルスバスターからだな。
と思ったが。
ウイルスバスターのディスクケースがどこに有るか忘れた。早速詰み。しかし来世は最強無敵の美女に生まれ変わることを願い続けるワタクシは思う。
スマホにアプリ版のウイルスバスターを入れてそこから保護するデバイスを選べるのではないか？そうすることでこのNewパソコンちゃんもウイルスバスターに保護されるのではないか？
ということで実証。以下略。成功。めちゃくちゃ簡単だったわ。
次、Office系のアプリを入れるのだが。調教されたパソコンとともに調教おじさんから「Officeのプロダクトキーを使用してください」と手紙が付いてきた。しかし。そのプロダクトキーとやらがどこにあるかわからない。パソコンの箱をひっくり返してもデカい発泡スチロールしか出てこない。
詰んだ。そう一言発した後、将来演者を志すワタクシは膝から崩れ落ちた。ガクンと下がる視界。ふと瞳に映る赤い箱。「ウイルスバスター」。
…お前はもう用済みだああああああああってちょっと待て。去年ワタクシはここに何かを入れた。ウイルスバスターだけじゃなくて他のなにか。夢と、希望。いざ、御開帳。
赤いディスクケースに挟まれる白い折りたたまれた紙。
Officeと書かれていた。
…プロダクトキーは本当にあったんだ！調教おじさんは嘘つきじゃなかった！
ま、特にこれ以上語ることないので…。
あ、プロダクトキーを使ってWordとかのアプリを入れるのに苦戦したんだけど、ガチャガチャやってたらなんかできたんだよね。こういうことをちゃんと書くべきなんだけど自分でも理解できてないし書きません。Chu！マジ無能でごめん！
…どうやって入れられたのか思い出せない。
ラスト。Windows11にアプデするんだけどさ。しなくて良くない？「Windowsの奇数Ver.は無能だからアプデしてはいけない」ってTwitterで見た。これほど信用できないソースはないけど。ま、なんか8GBのUSBが必要になるらしいしいいかな。
え、これアプデしたほうがいいんですかね、教えて有識者ー。
最後だるくて飛ばしに飛ばしたな、まあいいや。