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「technically」の使い所が「厳密に」分かりにくい【ホロライブEnglishの切り抜きで英語学習 #40】

ホロライブENの配信の一部を切り抜いて、その文字起こし・翻訳を通して英語の勉強をしていきたいと思います。

今回は、「人生の仕様に苦言を呈するイナちゃん」の切り抜きから勉強します。


登場人物

Ninomae Ina'nis

Ninomae Ina'nis
古代の邪(?)神の司祭のVtuber(Hololive EN Myth)。触手がインパクト抜群。ホロENの数少ない清楚担当。なお、生粋のオタクである。画力が極めて高く、グッズのデザインを自分で担当することもしばしば。日本語も日本語縛り配信ができるレベルに達者。

https://hololive.hololivepro.com/talents/ninomae-inanis/

英語の文字起こし

I will exercise more this year.
It’s gonna be more something like… I’ll be going to the gym twice a week.
At least 45 minutes or 45 minutes to an hour thirty every session.
Something like this. Something more specific.

You know, technically, I’m a different person than last year and year before that, and year before that.
Like my… You know, it’s like… I just realize that the leveling up is a kind of like…
Not leveling up. Getting older, it’s not leveling up. It’s leveling down.
Like, instead of getting higher HP bars/higher stamina bars, you get less every year.
So technically, you know, my HP bar/stamina bar is probably lower than a couple years ago.
You know, permanent debuff.
Who decided on the difficulty for this game?
We need to have a talk who decided that as time passes, you’re just gonna have less HP/less stamina.
You know, it’s not like you even get increased like knowledge or SP or …. I don’t know. Experience points and stuff. It’s like, No.

日本語訳

今年はもっと運動をしようと思っているんだ。
より何というか、こう…。
週に2回はジムに行こうかな。
毎回少なくとも45分か、45分から1時間半。
そんな感じで、より具体的に取り組もうかなと。

まぁ、実際のところ、去年、その前の年、そのまた前の年と比べて、私は別人なんだよ。
なんて言うか…。気づいたんだけど、レベルアップっていうのは…
いや、レベルアップじゃないね。年を取るのはレベルアップじゃなくて、レベルダウンだね。
だって、HPやスタミナゲージが高くなるどころか、毎年減っていっているんだよ。
だから正確には、私のHP・スタミナゲージは数年前より低くなっているんじゃないかと思うんだ。
うん、永続的なデバフだね。
誰が人生(ゲーム)の難易度調整をしたんだ?
一体誰が「時間経過とともにHPとスタミナが低くなる」仕様に決めたかを話し合う必要がありそうだね。
知識やSPとかが勝手に上昇するようにもなっていないし。
経験値とかそういうのも勝手に上がらないもんね。

英語解説

gonna

未来についての表現する「be going to」の口語略で、「It's gonna be 〜」のように無生物のitを主語にしたときは「〜になるだろう」という未来についてのざっとした予想を述べる感じに使えます.

twice a week

「週に2回」の意味。「月に1回」なら「once a month」、「年に3回」なら「three times a year」のようになります。つい前置詞を入れたくなりますが、要らないんですよねぇ…。

technically

「技術的には・専門的には」という意味の単語ですが、会話表現では「厳密には・正確に言うと」という意味でよく使われます。ただ、今回の動画を見るに、よりざっくりとした感じで使っている気もします(「実のところ」みたいな意味合いで使っていそう)。

be a different person

「別人のようになる」や「人が変わる」の意味。英語でも日本語の「別人」とほぼ同じ形の表現をするんですね。

decide on

「decide」は「決める」という意味の動詞ですが、他動詞の「decide ~」と自動詞で「decide on ~」の使い方があります。前者は「単に決定する」というニュアンスで、後者は「色々と検討した上で決定した」というニュアンスになります。

have a talk

単純な「talk」と違って、具体的な話題について「話し合おう」というニュアンスになります。


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