2020年秋アニメ。ひっそりと池袋ウエストゲートパークの感想。

前回の記事にも書いた様に2020年秋のアニメはツボにハマる作品が多数。

世間的にはほとんど話題になってなさそうな池袋ウエストゲートパークもそのひとつ。

こちらの作品はドラマの印象が強いという方も多数おられると思う。
かくいう私も多感な時期にドラマをリアタイ視聴していた。
後日、学校ではすぐ話題に上がり、ケータイの着信音も「ボーン トゥ ビー ワイルド」にしていた同級生も多数。

それほどに影響力を持つ名作である事は間違いない。

そんな名作がアニメ化。

しかしこちらは小説を原作とした内容。

私はドラマの後に小説にも手を出しており、窪塚さんの演じたキングとは打って変わって、
「クールなタカシ」には驚きもありつつ、ドラマとは違った格好良さに魅了されたのを覚えている。

そしてアニメ版を視聴した感想だが、小説をもとにするのならこれで正解なのではないかと考える。

アクションシーンは少々迫力を欠いているのは否めない。が、、、

毎話マコトの下に厄介ごとが持ち込まれる。
そしてマコトはタカシを始めとしたGボーイズや横山さんらに力を借りつつ解決していく。

ドラマ版のキャラクターの個性やクドカンの斬新な演出などと比べると、淡々としている様だが、、、なんというか、ヒューマンドラマ的な楽しみ方で観ると味のある内容である事が伺える。

ドラマが一番、あのクドカンのアレンジが最高！
という方も大勢いらっしゃると思う。私も大好きだ。

ただ、それらの思い出や印象を一度取っ払って、完全に別物として視聴して欲しい。

「ドラマと比べてつまらない。」

と、切り捨ててしまうには惜しい作品だと思っている。

こちらの対談で窪塚さんは「ドラマとアニメは野球とサッカー」と例えています。

優劣をつけるのではなく、どちらにも良いところはあるという事でしょう。

余談になってしまうかもしれないが、アニメ版にはドラマ版をリスペクトした演出がいくつか仕込まれていて、どちらも好きな私はテンション↑↑↑