【第2章インド猫と暮らす】インド猫はおもちゃの夢を見るか
好奇心を満たすおもちゃが必要だ
室内で暮らすヤンマール。ほんとは外に出て行きたいだろうけど、検疫を考えると室内が必須の条件になります。
ガンディナガルやアーメダバードでは、日本で手に入るような猫用のおもちゃは入手困難です。そこで作られたのがこれら手作りのおもちゃたち。ヤンマールは、新しいもの好きで、同じおもちゃはすぐに飽きてしまうため好奇心を満たすおもちゃが求められています。
日本の家屋に比べれば、やや広く、見晴らしもいいのすが、猿や犬、孔雀が行き来している外にほんとはヤンマールも出たいでしょうね。
部屋で楽しめることを精一杯する。おもちゃがあろうとなかろうとヤンマールにとっては何でもおもちゃ。写真デザイン科で教えている志帆の機材、フィルムやカメラに興味津々。
キッチンから奪われた唐辛子。さすがにがぶっとはしませんが、しばかれています。
ボールなげが大好きなヤンマール。えいっと投げると、ダッシュで取りに行って加えて戻ってきます。ほらほら、もう一回投げて、と言っているよう。
校内にはクリエイターがいっぱい
NIDはデザインスクールなので、学生たちもヤンマールにおもちゃのプレゼントをくれます。写真デザイン科の女子学生がつくってくれたのが、天井からぶらさがるこのおもちゃ。
学生のプレゼントのボール。
こちらは校内に生息している孔雀のはね。学生が持ってきてくれました。
麻の紐を括りつけたライフスタイル&アクセサリーデザイン科の学生のプレゼント。ヤンマールはこれで爪を磨きます。横の飾りがちょっと危険。(その後、ここで怪我をしました・・・)
ヤンマールが大好きなボール投げ。猛ダッシュで取りに行っては、もう一度投げて欲しいと持ってきます。犬ならとにかく、猫もこんな行動するんですね。
私たちだけではなくまわりの学生たちの工夫もあって、ヤンマールのおもちゃライフは豊かな様子。
ただ、おもちゃだけがあっても猫は退屈で、一緒に遊んであげて触れ合うことが大切ですね。
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