日刊 画像生成AI (2022年11月2日)
画像生成AI界は、今認識できないスピードで進化をし続けています。
DALL・E2公開、Midjourney公開、StableDiffusionがオープンソースで公開され、日々とても早いスピードで変化しています。
そんな中、毎日時間なくて全然情報追えない..！って人のために業界変化、新表現、思考、問題、技術を毎日あらゆるメディアを調べ、まとめています。
過去の投稿はこちら
開発
GoogleのAIに関する発表会 「AI@」
AIにおけるGoogleの最新情報（ロボティクス、言語処理、健康、クリエイティビティ）を話すとのことで、初のAIイベントを予定していたGoogle。この日の夜に開催されました。記録映像はこちら。
画像生成AIの話でいうと、ついにかなり限定的ではありますがGoogleの画像生成AI「Imagen」が「AI Test Kitchen」アプリで利用可能にするとのことです。SDを触ってしまっているので、制限が厳しすぎるように感じてしまう。
ついにGoogleの画像生成AI「Imagen」が試せるようになる。でも制約がかなり強い
— やまかず (@Yamkaz) November 2, 2022
危険性を考えてずっと公開されずにいたけど「AI Test Kitchen」アプリのもうすぐ来るアップデートで追加予定とのこと。詳しくはリプ欄にhttps://t.co/4CK6nX6KFa pic.twitter.com/VutTcBz4zp
他のイベントの詳細については以下のサイトや、bioshokさんがざっくりまとめられていたので載せておきます。
https://t.co/ibwZL5Hegx
— bioshok(INFJ) (@bioshok3) November 2, 2022
googleのAI発表が終わった。
上記ざっくりYahoo!ニュースがすでにまとめてる。はや。ざっくり自然災害（洪水、山火事）の予測、1000言語のAIモデル構築を目指す話、眼の眼底写真や表面の写真から疾病予測、創作ツール（画像生成、映像生成、音生成AIの話）が紹介されていた。 https://t.co/Rn9K55cOt3
Runway Interpolation追加
さまざまなAIツールを次々と搭載し続けて話題になっているRunwayに補間機能が追加。二枚の画像を入力すると間の映像を補間してくれます。
Introducing Frame Interpolation
— Runway (@runwayml) November 2, 2022
Generate seamless video from still images with just one click.
Available now: https://t.co/rpNciHjZRH pic.twitter.com/HOtAo16f0Y
Krea.aiからAI によって生成された640万の画像を探索
生成画像検索サイトKrea.aiの6423777枚のデータを使い、こちらのサービスでインフォグラフィックを作成しているようです。サービス自体はビジュアライゼーションファームの「Nomic AI」。面白い、Latent空間を旅してるみたい。
How do people use #stablediffusion ?
— Nomic AI (@nomic_ai) November 1, 2022
Explore 6.4 million AI generated images from @krea_ai in Atlas.https://t.co/nrbG8PuwFp pic.twitter.com/B8MOJDDDRl
仕組みとしては関係の近い画像は近くにマッピングされている。例えばElon musk、Jeff Bezos、Mark Zuckerburgは近くにいる。
How it works 👇
— Nomic AI (@nomic_ai) November 1, 2022
Every point is a user-generated image and its prompt.
Points are close together if an AI considers their images similar.
For example, Billionaires Row is a region containing co-located generations of @elonmusk , Jeff Bezos, Mark Zuckerburg and US dollars. pic.twitter.com/wbcXwdfaHg
NovelAIが画像エディタにレイヤー機能を搭載
NovelAIが様々なアップデートを行われていました。 詳しくは以下ツイートのリプ欄か、こちらにどうぞ。 https://novelai.net/updates
It's time for another round of small #NovelAI updates!
— NovelAI (@novelaiofficial) November 2, 2022
Image Generation:
We've added the ability to reorder layers in the image editor! Now you can easily edit on different layers by reordering them.
Layer ordering makes edits easier than ever! pic.twitter.com/ziqZx2G2fX
あと、Anlasは全部使い切らないといけないらしいです。ひぃ
NovelAIのSubscription Anlas、契約月を更新する前に全部使いきるべきらしいです#NovelAI pic.twitter.com/4h8Q6vwLpd
— かりみや (@Callimiya) November 1, 2022
Poolsuite Diffusionが公開
I trained an AI with the best @Poolsuite pictures from their Instagram and here are the results: pic.twitter.com/fyvmHMIg4l
— PromptHero - Stable Diffusion, DALL-E & Midjourney (@prompthero) November 1, 2022
Try it yourself!https://t.co/AWe7XjyMZ1
— PromptHero - Stable Diffusion, DALL-E & Midjourney (@prompthero) November 1, 2022
Elden Ring Diffusionがv3にアップデート
『エルデンリング』のゲーム・アートでトレーニングされたモデルがv3にアップデート。img2imgがうまくいくようになったそうです。「elden ring style」で利用できます。
MightyappのSuhailさんが手を治すモデルに投資
顔を修正するAIのように、手を修正するAIに投資することを考えており、これを研究・制作することに興味があれば、DMしてねをとのこと。
I will fund an AI model to fix hands the way a model can fix faces. If you're interested in researching and working on this, DM me.
— Suhail (@Suhail) November 1, 2022
Emad氏、非常に大きいAPIアップデートをもうすぐ公開予定
近々、非常に大きなAPIのアップデートが予定されています。
We have a very big API update coming out soon, typing away
— Emad (@EMostaque) November 2, 2022
ついに話していたfine-tuningできるサービスとして、API公開とかかな..？
過去にEmadさんがインタビューで何度か言ってた気がする。
SDは無料で配るけど、高度なfine-tuningを誰でもできるようにするけどそれは有料なAPIだった気がするので、多分それですね
表現
Waifu Diffusionも極めたらクオリティすごい..
NovelAIにかなり近いレベルの高度な表現が作れるの知らなかった
とても素敵な作品だったのでメモ
学校のおんなのこ#WaifuDiffusion #StableDiffusion pic.twitter.com/j9AucIBOMY
— よるのさち🌸３ｒｄ (@pokocyann3) November 2, 2022
#WaifuDiffusion と #trinart の混合モデルで色々な画風を探ったり、変な検証をしたりしてます。
— くよう (Kuyoh) (@wd_kuyokuyo) November 2, 2022
よければフォローしてやってください。
#AI術師さんと繋がりたい #AIイラスト pic.twitter.com/A8C9XxVcwa
Lofiガールリアル化, ディズニー化
「ウォーリーを探せ！」を学習したモデルで生成した画像
『僕の彼女はAI作画』, ポプテピピック シーズン7 11月
現状の画像生成AIならではの失敗を使ったネタが流行っています
AI生成画像を使って漫画を描きました
— えいちぜろな(Eichi Zerona) (@h071019) October 28, 2022
「僕の彼女はAI作画」#stablediffusion #NovelAI #AIart #AI漫画 pic.twitter.com/XtDmD7Hohj
この漫画は面白すぎて、勝手に英語に翻訳しました。良かったら使ってください。
— Shqueq 「シュクエク」 (@shqueq) November 1, 2022
I thought this comic was hilarious so I made an English translation. pic.twitter.com/8g2d3y3Mzc
[2] ポプテピピック シーズン7【11月】 / 大川ぶくぶ / まんがライフWIN https://t.co/Xpib9tz9C7 pic.twitter.com/eywwdiQQIR
— 大川ぶくぶ/bkub (@bkub_comic) November 2, 2022
研究
HyperNetworks学習実験（潤羽るしあ）
やーーっとHyperNetworks学習が実を結んだぁ…！
— 高杉 光一🦋 (@kuronagirai) November 2, 2022
基本は昨日のと同じだけど512×512にして50000epochの完全過学習ラインまで回してからその少し手前のを選別
レンタルしたA100でも学習3時間に選別2時間半かかった…
ようやくある程度妥協していいとこまで来た…#潤羽美術館#AI潤羽るしあ #画像生成AI pic.twitter.com/48qRM9ojeW
プロンプトは絵文字もいけるよという検証
NovelAIのプロンプト(呪文)は『絵文字』でもOK👌
— 千鳥るん🖌️AIイラストレーター見習い (@1000dorirun) November 2, 2022
絵文字にも強化{}が使えるので、特に感情系の絵文字で感情の強さを調整するのに役立ちます😆
絵文字はこのサイトからコピペすると便利ですよ👍https://t.co/ZELgaE0bvJ
色んな絵文字を試して楽しみましょう🥰#NovelAIDiffusion #NovelAI #イラスト pic.twitter.com/B9eoKRrisc
DreamBoothの開発者の1人から、「sksは使わないで」
sksはライフル銃の名前らしく、現在RunwayMLのSDモデルの
DreamBoothで銃が表示される傾向にあるらしい。なるほど..
Public service announcement: Don’t use “sks” as a token for dreambooth. SKS is a type of rifle. https://t.co/9sbazSoI4T
— Nataniel Ruiz (@natanielruizg) November 1, 2022
Kohyaさんが使えるワードを調べられていたのでメモ
DreamBoothのidentifierとしてsksが良くないとのことでbsbとかslsとか使ってたけど、前者はアイドルグループ、後者は車の名前みたいだ(;´･ω･)
— Kohya S. (@kohya_ss) November 1, 2022
ということでtokenizerで1トークンでSDで特定の概念に結びついてなさそうな、打鍵しやすいやつを調べた。
shs sts scs cpc coc cic msm nen usu ici lvl
思想・ムーブメント
Invasive Diffusion（侵襲的拡散）。あるイラストレーターがAIモデルになった理由
Hollie Mengertというイラストレーターさんが朝起きたら自分のDreamBoothモデルが作成されて投稿されていたこと。そしてそれを作った側、機械工学系の学生 Ogbogu Kaluの意見について記載されています。どうやらこの点は海外でも揉めているようです。
Hollie Mengert「彼らがこのツールを作ったとき、彼らは私のことを、芸術に取り組み、物事を磨こうとする人ではなく、むしろブランドか何かのように考えていたような気がしますし、私がイラストを描くあるものは、私の人生と私が経験したことの反映なのです。だって、そんな風に考えている人だったら、やっていないと思うんです。」
Ogbogu Kaluは、トレーニングや使用は合法で、裁判でもフェアユースと判断される可能性が高く、スタイルに著作権はないと考えているようです。被写体やスタイルを忠実に再現することはできても、元の画像そのものはStable Diffusionモデルには保存されません。
ジェネレーティブ AI の台頭は、90 年代初頭の CGI の台頭に匹敵する
将来は、アーティストの作品を買うのではなく、「彼らの」作品のオリジナル作品を作る、あるいは彼らのものの見方を再現するソフトウェアを買うことになるだろう。- ブライアン・イーノ
Midjourneyで作成した無料コミック「THE LESSON」
5週間かけて作られたそうです。かなりクオリティ高い。
Evolving AI Art
最後に
Twitterに、毎日製作したものや、最新情報、検証を載せたりしています。
よかったら見ていただけたら嬉しいです。
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