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ADHDの方の職場での接し方について

こんばんは。いつもご覧いただきありがとうございます。障がい者雇用の現場で15年いる、私なりのADHDの方への職場での接し方について書いていきたいと思います。ADHDの方は仕事の結果を出すときの力の振り切り、集中力、コミットメントが優れているので、個人的には障害というより能力に近い部分があると思っています。

1.経営者に向いている資質である

発達障害が疑われている経営者は多いです。スティーブジョブス。ビル・ゲイツ。イーロンマスク。イノベーションを起こした経営者ですさまじい富を築いた人たちです。彼らはADHDであったりASDであったという話があります。ADHDの方は起業家に向くというデータもあります。職場で生かさないのはもったいない話かもしれません。

2.付き合うのが難しい点

仕事がなかなか覚えられない、時間計算ができなくて、遅刻をしたり、忘れ物が多かったり、ケアレスミスが多い。代表的な欠点はこんなところじゃないでしょうか。しかし、これは障害のネガティブな面しか見ていません。でも職場で一日8時間以上一緒に過ごすとストレスたまってきてしまう。どう接していき、経営者のような活躍をしてもらえばよいのでしょうか。

3.小さなゴールを用意する

よく職場でトラブルになるのはケアレスミスの多さだと思います。それに対応するには私は小さなゴールを用意するということを意識しています。一日の中でしないといけない仕事を細かいステップに分けて1時間以内に終わる分くらいの作業にして、やってもらうようにしています。

4.リマインドする

他のことを考えていて約束をわすれてしまうこともよくあります。ADHDの方は集中して取り組んでるときはそのことで頭がいっぱいです。そういえば今日までっていってた書類どうなった?一瞬でパニックになりなます。なので私はリマインドします。一つの作業が終わるくらいのタイミングで声を掛けます。

5.細かくみていられない

私自身もそうです。めっちゃ手間がかかるじゃないか。日々の忙しい中で細かい部分をどうやってみたらよいのか。目を離したらまたミスをするんじゃないか。確認しないとまた大事なことを忘れてるんじゃないかと不安になる。

6.集中力を維持させる

ADHDの方は結果にコミットしないといけないとなったときに凄まじい集中力を発揮します。私の経験上、脱水になった、膀胱炎になったなど生死にかかわるような事態になったこともあります。なのでいかに結果にコミットさせるように持っていくか。また短時間集中を繰り返してもらうかがカギになります。

結論

ADHDの方への仕事は、小さなゴールを達成させていく、短期集中を連続させる。長期的な取り組みが必要な場合はマイルストンを計画し、リマインドを行うことが大切です。その障害の性質上、自己肯定感が低いことが多いです。小さな達成感が得られることで戦力になります。


おまけ

ADHDに限らず、発達障害の度合いは強い弱いがまだらなスペクトラムといわれることが多いです。当人をカウンセラーに見てもらうなどもしてもらうのもよいと思います。また関わりでストレスを貯めないようにすることも大事です。












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はやみやすお@障がい者雇用のお話
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