自分顧客理論
前書き
この理論は科学的検証をされた物ではなく僕が35年間生きてきて思いついた理論である。端的に結論を言えば「自分が欲しいものはニーズがある」と言う理論である。サンプル数は1だが、自分で体験したことは信じやすいためこの理論は非常に気に入っている。スタートアップなどビジネスのニーズを見極める時に自分が顧客じゃない場合は精度が荒くなってしまう(もちろん、頭の良い人は精度良くできると思うが)。そのため、僕は自分の周りのニーズを満たすことによって少しのPVを稼ぐことに成功した。
考察
ビジネスを考える時にそのサービスや商品が「顧客のニーズ」を持っているかは非常に重要なファクターである。知らない業界の世界のニーズを満たすより、自分が「必要だ・欲しい」など思ったものは少なくとも自分にはニーズがあることを表している。しかも、同じような境遇に居る人ならばそのニーズは自分だけのニーズより、他の人も欲している確率は高いと思われる。
小さな成功例ではあるが二つの事例を示す。少し古いですが自分で思いつき自分で作成したサイトです。
例1: M4G ミニ四駆ギャラリー mini4wg.com
自分で制作したミニ四駆という車のプラモデルのようなオモチャの画像を共有するサイトです。当時自分がミニ四駆という物にハマり非常に多くの時間と情熱を注ぎミニ四駆を塗装したり組み立てたりしていました。自分が大切に作ったマシンを保管しておく場所がないと思いサイトを立ち上げみんなで見合えるサイトが欲しい思って作ったサイトです。当時からTwitterなどで画像を共有するものはありましたが、しっかりとそこに残すというものは無かったため、ミニ四駆を同じように楽しむ人たちが画像をアップロードしてくれるようになりサイトも一時期盛り上がっておりました。※ その後サイトの運用を放置していたため、現在は落ち着いたサイトになっています。
例2: iwatter.net Tweetストリーミングサーチ
当時サマーウォーズにすごい感動して作ったサイトです。世界中の呟きの中から「おめでとう」の文字を検索して吹き出し状に表示するサイトです。任意の文字で検索することができる。これとは別のサイトだがTwitter上の「○○したい」という文字列を検索して集計するサイトを個人的に作った時、一位は「結婚したい」であった。
自分でアイデアを思いつき実現したのは上記の二つしかないが、「これがあったらいいなぁ〜」とかブレストの時に言ったアイデアが全く関係のない場所で実現されている所を何度も目の当たりにしたことがある。当たり前のことではあるがアイデアは実現しないと意味がないということである。
ただ自分がサービスをやる時に身近な問題から取り組むのは非常に可能性のあることだと思う。何が言いたかったのかと言えば「自分が欲しいものはニーズがある」ということある。
後書き
よくブレストの会議などで話してたアイデアが、他の人に実現されているのを見ると「俺も同じアイデアを思っていた」などと言ってもただのダサい人間になってしまう。アイデアを思いつくことは素晴らしいが、やはり実現した人が素晴らしいと思う。私もそれを見習いたい。
付録
M4G ミニ四駆ギャラリー
当時ミニ四駆にハマっていた時に、自分の制作したミニ四駆を共有できる場所が無かったので自分のニーズを満たすために作ったサイトト(当時月間24万PVぐらいまで行ったが、現在は月間1万PVぐらい。現在も開発中) https://www.mini4wg.com/
YoutubeチャンネルにてM4Gのサイトをリニューアルする企画実行中。
https://www.youtube.com/channel/UCJ88i6vS6MYQ9_CJ6sa5Qvw
[B! *Twitter] tweetストリーミングサーチサービス | iwatter.net
僕がサマーウォーズをみて感動して作ったサービス。(現在はtwitterのpublic timelineが見えないので動かない。当時はプチバズりした。はてぶ59User) https://b.hatena.ne.jp/entry/www.iwatter.net/
「おめでとう」を一望できるiwatter.netというサイトを作成しました。: ヤプル言 http://yapr.seesaa.net/article/132859525.html